「いい感じっすねぇ。」 と、川岸。
「あぁ、さすがに課長の仕事だ。確かに最悪な事故だったんだがな。でもそんな事があった現場とは思えないほど、しっかりと進んでる。」
そんな古川の言葉を聞きながら、川岸も、
「ああ、全くだ、これなら行ける。」
現場を隅々まで巡視し、事務所で状況を確認する。
「川…、課長の穴は本当にでかい。けど…、これって~もしかしたら、課長が俺たちに残してくれたでかい仕事かも知んねぇな。」
「う~ん。」
そして川岸の背中を右手でド~ンと叩いて、
「やったろうじゃない~な~船長~はっはっは~!」
「せ~んぱ~い。それに、俺…船長じゃねぇし…。」
「ば~か。お前以外に誰がいるってんだよ~!お前だからみんなも喜んでんだよ~着いて行きてぇ~んだよ~!一緒にいてぇ~んだよ。これから船の舵取りはおめぇだよ。あとは俺たちに任せとけ、盛り上げてやっからよ。はは…。」
と、川岸の尻を叩きながら古川…。
「…やるっきゃねぇか…。」
と、ポツリ。
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