「モコおばちゃん、琴美のママやパパや琴美がいない間、ず~っとここにいてたの~???寂しくなかった~???」
琴美が基子のベッドの傍で、基子の手を触りながら、基子に話し掛ける。
「う~ん???寂しかったぞ~!夜なんてね、ず~っと、琴ちゃ~ん、琴ちゃ~んって、泣いてた。涙ボロボロ流して…。」
「キャ、ほ~んと~!じゃ~琴、今日から、モコおばちゃんと一緒に、ここで寝る~!」
「あ~最高にうれしい事言ってくれるのね琴ちゃ~ん、じゃああ、琴ちゃん、抱き締めて、離さないぞ~!」
「う~ん、それは困っちゃう。ご飯食べられなくなっちゃうし…、それから…学校に行けなくなっちゃう。」
「ハハ…それじゃ~だめだな~!ママに怒られちゃうもんね~!」
「うん、ママ怒ると恐いんだよ。」
「琴~ママがいない間に、モコおばさんに何か言ったの…???」
その声に驚いて琴美が後ろを振り向く。
「キャッ、ママ、いたの…???ビックリした~!」
「ママが怒ると恐いって~!」
そう言いながら、活けたばかりの花を琴美の前に突出し、
「いい匂い~!」
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