佐也加が楽しそうに純一とお店のメニューであれこれと話していた。 「でも…まさか…飛行機の化粧室で…。」
既に、礼子とは、純一との間の馴れ初めは、
女同士の話として分かち合ってもいたのだった。
「しかも…その前に…、もうムーラン・ルージュから…って…。もう…天晴れ!」
「…ううん、これって、全部、加瀬さんのお蔭だったのよ。」
「へっ…私…???私なんて…全然!」
笑ってとぼける礼子の顔を見て、ニッコリと微笑み…、
そんなところに部屋のドアが開き、
裕子と徹、そして杏子が顔を出した。
「キャー杏子ちゃん。」
と、いち早く佐也加が杏子を抱き締め、
「かっわいい~」と一言。
「ごめん、ごめん遅くなって…。」
徹と一緒に、コートを脱ぎながら皆に挨拶する裕子と徹。
「ぜ~んぜん、私たちも今さっき来たばかりだから…。」
と礼子が先に立つ。
徹も純一に挨拶をして、
「しばらく。元気だった???」と、男同士の話に…。
「じゃっ、そろそろ…始めようか!」
佐也加が口火を放つ。
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