千葉の田舎から電車を乗り換え、乗り換え。
三田駅から歩いてすぐに学校に着く。
三田は私にとって大都会。
ビルの谷間にちょこんとテニスコートと講堂と講義の行われる建物がある。
閑話休題。
すぐ隣には日本を代表する電機メーカー。
こともあろうに我が校の学生をナンパしていたらしい。
今、思い出しても恥ずかしい。
教員養成コースは、4ランク(優、良、可、不可)の成績の内、一年生修了時の成績で可が3つあったら、コースから脱落して、英文学コースに変更させられる。
加えて教育関連の授業が朝一限に組まれている。土曜日にも組まれていた。
一限は朝の9時。
つまり、朝の7時には電車に揺られていないといけない。
私は家族総出で起こしてもらってた。
おかげで、10分前には学校の席についていた。
閑話休題
一般教養も朝一のコマが多かった。
眠くて、疲れてて、ふらふら。
⋯でも通えてるんだから⋯
それを見込んで学校を選んだんだから。
不思議なことに一限の授業に、
必ず30分遅刻してくる友人がいた。
どうして?
◯◯に住んでるから。
え?そういうのを見込んで学校を決めなかったの?
ーーパンフレットがきれいだったからーー
この会話で周りが全員固まった。
ニックネームは◯◯ちゃんになった。
一年生の夏休み。
教育実習の面接で、千葉県の教育委員会に足を運ぶように言われた。
あ、私、教員養成コースだった。
ということは、教育実習に行かなくちゃいけないんだ![]()
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今更ながら緊張が走る。
そう、教育実習があったのを忘れてた。いちばん恐れていることだった。
教育委員会では、
実習生といえども先生なのだから、
ふるまいはきちんとすること。
単位を落とさないこと。
これを繰り返された。
後期の授業は、実習がポツポツと入りだした。
板書の仕方、教壇に上がってスピーチすること。
授業前はお腹が痛くなるのが通例となった。
そうしている間にも、カリキュラムは淡々と進んでいったのだった