通学された服でいじめられ、
給食が食べられずにいじめられた。
今思うと、いじめっ子は私への僻みを持っていたのかもしれない。
中学校に進む時、そのいじめっ子と離れる事ができ、私の学校生活は、ようやく楽しくなった。
部活も吹奏楽部に入って、
厳しくも楽しい時間を過ごすことができた。
しかし、クラスの中で、今思えば、妙な雰囲気があった。
成績が上位の子とそうでない子が、
何となく分かれていたような気がするのだ。
私はどうも成績がよくない方だと思われていたようで、その仲間から、
「一緒に夏期講習に行こう」
ん?と思いながらも、勉強もしたかった私は母にお願いをして塾に通った。
塾はクラス分けがあった。
テスト結果を見て、
友人は「すごいじゃん!」
すごいと言っても偏差値60。
塾の選抜クラスに入ることができた。
次第に交流するのが、
成績の上位の子の方が多くなってきた。
孤立することはなかったけど、
友人関係が変わったことで、
通う塾も変り、成績も少しずつ上っていった。

中でも部活。
副部長を任され、コンクールでは、ソロも吹かせて頂いた。
充実しすぎていて、
私はいじめっ子の存在を忘れていた。
しかし、嫌な予感がふっとよぎった。
同じ高校に進学したらどうしよう。
そればかり気にしていた。
それを気にかけてくれていた友人が、
「あいつだったら勉強できないから、大丈夫だよ。気にしないで大丈夫。」
そう、全然勉強はしてなかったらしい。
でも滑り止めの高校の入試で、
彼女の姿を見かけた時、
私は恐怖のあまり固まった。
本命の入試で見かけたらどうしよう。
私の不安性は、また顔を出してきた。