朝、テレビをつける
オレンジ色の集会が映っていた
「日本人ファースト」だという
けれど――
日本人の定義って、誰が決めるの?
鍵十字の、あの忌まわしい政党も
こんなふうに始まった
「アングロサクソン第一」――
あの叫びと、どこが違うのだろう
若い人たちは
この現実を知っているのだろうか
もし知らないとしたら
それは、私たち世代の責任だ
「誰か、助けて」
この、ゆがんだ愛国心を
大きなうねりになる前に
誰か、止めて
私も日本人
だけど、この極端な右寄りの思想を耳にするたび
背筋が凍り、寒気が止まらない
第三次戦争の前夜ではありませんように
今が、そうならないことを祈るばかり
私が生きている間に
ゆがんだナショナリズムが
この国を覆い尽くさぬように
ただ、祈るしかないのです
私のささやかな祈りです。
私は無党派です。
昔、ヒトラーの著書「我が闘争」を読んだり、
「きけ わたづみのこえ」を読んだりして、
自分なりに戦争を嫌だと思った世代です。
そんな私が肌感覚で感じた詩なのです。
