ベートーベンの第9の思い出。 | 晶子の陽だまり語り

晶子の陽だまり語り

HSPを生きやすくするエッセイストです。
ゆっくり自分のペースで生きていっています。
頑張りすぎているみなさまにエールを送っています。
休むことの大事さを訴えていきたいです。

私にとって、第9は何物にも代えがたい思い出が詰まっています。

 

初めて第9に出会ったのは、高校1年生。

 

吹奏楽部に入り損ねた劣等感から、

まるで逃げるように飛び込んできた「第9合唱団員募集」の文字。

オーケストラと一緒に歌えるチャンスを逃すまじと、

勇んで合唱部に入部したのでした。

 

初めてのドイツ語の歌詞。

初めての合唱部のトレーニング。

全てがきつかった記憶があります。

 

本番の日は、とても緊張しましたが、合唱部のみんなが一緒だったので、

とても楽しかった記憶しかありません。

 

合唱パートは、時に宇宙と交信するような感覚があったのを覚えています。

 

そして、時は流れて。

結婚して、誰も知り合いのいない土地に転居した私。

それを打開してくれたのも、また第9でした。

市民合唱団で、新しい友達もできました。

まさに第9がつないでくれたご縁でした。

 

第9の歌詞はとても壮大で、

高校生の私が歌ってもよかったのだろうかと、

今さらながら思ってしまいます。

 

今の私にとって第9は、かけがえのない財産となりました。

 

また機会があったら第9合唱団に入りたいと、

密に思ってはおりますが、声帯の衰えが激しい今日この頃、

ソプラノパートは厳しいかな?

 

今年もN響の第9を聞いて、戌年を閉めようと思っています。

 

歌を歌う機会を作って、声帯のリハビリもしないとね。