石川・勇気づけ講師
山本 真弓です。
(私のプロフィールはこちら)
「Baby in car」
「赤ちゃんが乗ってます」
昔の私は
この車のステッカーが大嫌いでした。
この人の車には赤ちゃんが乗ってるんだ…
この人の赤ちゃんって、車に乗れるんだ…
この人の赤ちゃんはお家にいるんだ…
それに比べて私の赤ちゃんは車に乗れない。
外出もできない。
家にも帰れない。
車いすにすら乗れない…
せっかく生まれたのに
家にいないので
まるでいないことになってる私の子ども。
なんなのよ。
超腹立つ!!!!
…と、8年ほど前の私は
よその人の車のステッカーにすら
ドス黒い気持ちでいっぱいでした。
(あくまでも当時の私の気持ちです)
今朝、三女を療育園バスまで
送った帰りに見かけたもので
ちょっと当時の気持ちを思い出して
泣きそうになってしまいました。
次女が重症心身障がい児になり
NICUに長期入院していた頃の私は
「元気な赤ちゃん」をとりまく
すべてのことに対して
かなり心を揺さぶられていました。
オムツのCMが見られなかったり
おもちゃ屋さんや本屋さんなど
小さい子がいる場所に行けなかったり
もう、ここには書けないほどの
嫉妬と恨みのオンパレード。
完全に、ブラックな気持ちでいっぱいでした。
そんな精神状態にあった私が
次女のありのままを受け入れられたのは
次女が「元気な赤ちゃん」ではなかったことに
私なりに意味を見出せたときかもしれません。
それまでは「元気じゃない次女」は
「元気な子」に比べて劣ってる、ダメな存在だ、
…とどこかで否定していたように思います。
でも、この子がこの身体になってしまっても
私の子どもとして目の前にいてくれる意味を
見つけ出せたとき
「あぁ、この子はすごい学びを
プレゼントしにきてくれてたんだな…」
と、自然に感謝があふれてきたんですね。
そして、次女の障がいで悩むことは
私が受け入れていくべき課題であって
よその元気な赤ちゃんのお母さんは
また別の課題に向き合っているんだな、と。
私は、
「わが子の障がい」に
真っ暗闇から光を見つける、という
人生の課題をもらったんだな、と。
だから、他人の子育ては楽でいいとか、
誰かの人生の一部だけを見て
自分より優れているとか
自分は不幸だとか
そんな風に同じ物差しで見てはだめなんだ、
と、悟ったのです。
そんな風に、自分と他人の課題を
分けて考えることにしたら
最初は痛みを伴いましたが
少しずつ、「わが子の障がい」に対して
悲しいとか、辛いとか、絶望とか
そういうマイナスな気持ちが消えていきました。
「いやいや、そんな大変な課題、
いらないわーー!!」
…って、最初は私も抵抗しましたけどね。
でも、少し視点を変えることができたら
見える世界がガラっと変わるんです。
同じ状況なのに、
今まで見ていた世界よりも
はるかに見通しが良くなるんです。
正直言って
私が次女に対してそんな風に
思えたのはずっと後だったかもしれません。
当時は、なんとか自分に言い聞かせて
奮い立たせていただけだったかもしれません。
だからこそ、今、
当時の私と同じように
子どもの障がいという課題に出会い
戸惑っているお母さんたちには
「こんな考え方もあるよ」と
見方を変える「小さなきっかけ」だけでも
お渡ししていきたいのです。
手がかりのない難しい課題に
ゼロから向き合っていくのって
めちゃくちゃしんどいです。
向き合いたくなくなります。
向き合う前に逃げたくなります。
向き合える自信もないかもしれません、
でも、そのときに
何かガイド的なものがあったら
1㎜でも希望が持てると思うんですよね。
そんな想いでこの活動をしています。
ということで本日は
私の原点、障がい児ママへの想いを
書いてみました。
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