ドン底だと思っていた日々は
他人を勇気づける宝物に変わった。
ドン底経験をした自分は
「マイノリティー」で
もう表舞台からは弾かれたんだと
やさぐれていたけど
その唯一無二の経験に
励まされる人がいて
希望を感じてくれる人がいて
あのときは「ドン底」としか思えなかったのに
振り返ってみると
そこにはキラキラ光る価値があった。
どうして私ばっかりこんな目に遭うの?
なんでこんな想いをしなくちゃいけないの?
でも
時が経ち
光が当たるようになり
「真っ暗闇」にも意味があったと悟った。
暗い時期があったから
明るさが有り難くて
寒い想いをしたからこそ
温かさが身にしみる
ドン底の渦中は明るい未来なんて
なんにも見えなかったし
あることさえもわからなかったけど
冬に力を蓄える花のように
見えなくてもちゃんと
わたしは育まれていたんだ。
そんな大切な「冬の時期」だったんだな、
と今は思う。
冬には冬にしかない価値があるんだ。
厳しい冬を生きてくれて
ありがとう。あの頃のわたし。
ちゃんと、芽が出たよ。
何も心配しなくても大丈夫だったんだ。
そんなことをふと感じた12月のはじまり。


