自男が中学の時
「ウチの子が 自男くんにイジメられている!」とクラスメイトの親御さんから学校に訴えがあった
そのせいで「学校に行けない」と言っていると
しかし
大きな問題になることはなかった
それは
誰が見てもイジメではなかったから
その子は自傷行為のある子だった
授業中 カッターナイフで自分の指を切って
それを隣の席の超男に見せるということを繰り返していた
学校側も何度も何度も取り上げていた
ご家族にも何度も何度も話していたそう
それでも家から持ってきては自傷行為を繰り返す
超男自身も何度か本人にやめるように訴えていたが改善されず
余りの異常さに耐えかね
「いい加減にしろよ!キモいんだよ!」と声をあげた
そして
「超男くんにイジメられた」となった
担任も学校も 超男の精神的な苦痛を理解していた
超男は当時クラスで取り組んでいた担任との記録帳の中で何度も訴えていた
「怖い」「気味が悪い」「やめさせてほしい」
それは当然の気持ち 訴えだと思う
人が自分の体をワザと傷付ける行為を目の前で見て
何とも感じない方がおかしいでしょう?
なので
親御さんの訴えを鵜呑みにすることにはならなかった
確かに超男が発した言葉は
そこだけ切り取れば暴言と捉えられ
「自男くんにキモいと言われた=イジメられた」という訴えは正当化される
でも
そこに至るまでの理由があった
追い詰められた末の超男なりの自己防衛
幸い担任も学校も状況を正確に把握していたので
「超男くんは悪くありません」と全面的に守ってくれた
「イジメはイジメる側が100%悪い」
「イジメられたと思った時点でイジメは成立する」と有名な教育評論家さん達が言ってるけれど
こうやってイジメを作り出してまう場合もあるのよ
(自傷行為を繰り返す子のフォローももちろん大事だけれど
学校で出来ることには限界があるし
今回フォーカスするのはここではないので)
『イジメは「イジメられた」と思った時点でイジメは成立する』
この考えは一理あるけれど
全てではない
「なぜイジメだと思ったのか」「なぜイジメられていると言ったのか」
ここをキチンと見極めなければ
訴えた本人の心の闇を救うことはできない
また ただ疑うだけでは 本当のイジメを見逃すことにもなりかねない
ここは 日頃のコミュニケーションの大事さが問われる
超男の件がそうだった
日頃から生徒と教師とのコミュニケーションがしっかり取られていたから
信頼関係があったから
問題行動のある子にもきちんと向き合っていたから
超男の一見 暴言とも取れる発言の中にある心の声を聞いてもらえたのよね
イジメの問題は奥が深く ここで全ては語れないけれど
「イジメられたと思った時点でイジメになる」
という考え方が100%正しいと思うのは危険だということは知っておいてほしい
そして
それを防ぐ方法のひとつとして
コミュニケーションが大事だということも
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