最後にブログを書いたのは
去年の7月だった。
ブログを書くことが苦しかった。
どんどん書く意味がわからなくなっていって、
その理由のひとつは
なんとなく私の中であった、
『ブログは「名乗って」書かなければいけない』
みたいな思い込みだったと思う。
「私はこんな人で、
こんな夢を持っています!
今は会社員だけど、
ゆくゆくはこんなことやっていきたいな!」
って書かないとダメ。
という思い込み。
会社員もダメだし、会社員の私もダメだし、
そんな人のブログは誰も読みたいと思わない。
という思い込み。
私には名乗りたい名前もなく、
これからなっていきたい自分もなかった。
完全に迷子状態。
地図も、道しるべもなくて
ただ広い砂漠にぽつんと一人でいるような感覚だった。
一人でいることを望んでいたし
寂しさとかはないんだけど、
どこへ向かえば良いのかも
そもそも歩き続けるのかも
決められない、決まらない、
そのきっかけすらない。
そんな感じだった。
そんな日々でも感じることはあるから
あ、書こうかな、って思うことはあったけど
でも、その時感じていたことは
なんというか…人間関係のいざこざの
愚痴がものすごく多かったから笑
それを洗いざらいブログに書くというのは流石にどうなんだ?という気もしたし、
なにより、異常に疲れていた。
嫉妬とか八つ当たりって
受けると異常に疲れると知った。
その時職場にいたのが
自分がチヤホヤされたり特別扱いされないと気が済まないタイプの人で、
いちいち私に張り合ってきていた、らしい。
らしい、というのは
私は全く気付いていなかったんだけど
第三者から見たらライバル意識バチバチだったことを、近くで見ていた人から言われて知った。
たぶん私が無反応だから
そのうち、あからさまに八つ当たりみたいなことをされたり
私がやった仕事を自分がやったことにされたり
陰で、やっていないことを私がやったと言いふらされたり
なんかもう、メチャクチャだった。
メチャクチャ過ぎて意図もよくわからなかったけど、
私のことを下げようとか、陥れようとか、
そういう気配だけはなんとなく感じていた。
私は競っていないのに。
私は自分が得をしたり評価される為に仕事をしていたわけじゃなくて、
誰かの役に立つようにとか
周りも楽になるようにとか
そういう仕事のしかたをしていたつもり。
その誰かにはもちろんその人も入っていたし、
その人を出し抜いたりしたつもりもなかった。
でも
その人にとってはそうじゃなかったんだろうな。
それが悲しかったし、
心底分かり合えない人っているんだなと思った。
毎日その人に振り回されて
クタクタだった。
振り回されてること自体がストレスだった。
でも仕事自体は楽しいと思ってたし、辞めたいとかもなくて、
その人だけが悩みのタネだった。
その人がここからいなくなって欲しいなーって願ってた。
そんな状況で、
シンプルにただ書きたいときに書きたいことを書く
そのことに、こんなにも抵抗を感じるんだ…
そしてそれに抗うエネルギーも残っていない…
って悲しかった。
そんなタイミングだったから、
「Nameless」
そんな名前が自分にぴったりだと感じて
すごく惹かれた。
もはや私は
名乗りたくなかった。
誰も私のことを知らなくて良い。
目立ちたいわけでもない。
そう、ブログを書いているからと言って、
目立ちたいわけじゃない。
すごいと思われたいわけじゃない。
褒められたいわけでもない。
いま私、こんな気持ちなんだ、って
それを書きたいと思ったときに書きたいだけなんだ
。
名もなきままで良い。
そんな私のままでいられる強さが欲しかった。
名もなきままでも、生きられる強さが欲しかった。
名もなきままでも、表現できる強さが欲しかった。
名もなきままでも、顔を上げて、胸を張って生きていきたかった。
そんなタイミングで出会った香りが
Namelessだった。