月曜日、イオンシネマのサービスデーを利用して今回も3本の映画を観て来ました
「追憶の森」「ちはやふる~下の句」「スキャナー」この3本
久方ぶりに外れ作品の無い素晴らしい壱日だった
タイトルは「追憶の森」のキーワード。興味がおありならば覚えておいて損はない。ネタバレでもないし。
それにしても、邦題をつける奴にセンスが無いのか。
『104便着艦せよ』と同じパターンじゃないか。話を半分ばらしてしまっている。
「The SEA of TREES」をどう訳すと、「追憶の森」になるんだ。あほらしい。お前がストーリー知っていますという自己満足ではないか!本当に腹が立つ。まあ、「猿の惑星(オリジナル)」のDVDパッケージよりもずっとましだけれども。
このタイトルで、なんとなく内容は判るだろうから、ネタバレではないけれど、どんな話かというかを一言で表すならば、
アンデルセン童話「旅の道づれ」を青木ヶ原珠海で再現した物語だと考えればよい。
そんなにバジェットの無い状態で、マシュー・マコノヒー。渡辺謙、ナオミ・ワッツの出演料に予算の大半が消えたと思われるが、これは大成功を収めている。日常物語に見えながらお伽噺のこの物語に、実在感を与えているのはこの3人の名優のおかげで、この映画はキャスティングが完成した時点で、成功が約束されていたといえる。
もやもやな日常に苦しんでいて“愛”に疑問を持っている人には、もの凄くお勧めの映画です。
納得して穏やかな気持ちになれる秀作でした。ハリウッド映画とは比べ物になりません。
「スキャナー」大好きな、古沢良太が脚本を務める作品。
安心して見られた。ちゃんとギミックが『トリプル』になっていて、最後まで展開が読めなくて、とても面白かった。サスペンス好きには“超”お勧め。絶対満足できます。
木村文代が美しいのは当然なのですが、この物語のヒロインは“杉崎花”
彼女が素晴らしい。一人前の女優として成長してきた。見ていて満足できる。
唯一、「なんで監督が金子俊介なの?」と思ったが、劇中に完璧なVFXが登場し、それが物語りに特別な説得力を与えていて、VFXの設定とそれに合わせた演技を主役にさせるために彼の経験が必用であったということに、とても納得がいった作品でした。
木村文乃さんが主役のビジョンに現れて、彼を励ます言葉
「才能は自分のためではなく、他人の役に立てるためにあるの」
物語りの内容と、主人公を励ますために設けられたこのセリフ。流石古沢良太だと思った。
古沢良太ファンならば絶対納得がいく映画。「エイプリルフール」のノリを期待すると痛いです。
「ちはやぶる~下の句」
素晴らしい!大好き!あと何回か見る。絶対。安心して観られる「ジュブナイル映画」
「カノジョは嘘を愛しすぎてる」ほどの成功は、出演アイドルの質が違うから望めないだろうけれど、質はこちらの方が上。原作の素晴らしさも関与していると思うけれども、
「ラストシーンの完成度。感激」
を見るためだけにも、上下2本¥3,600を払っても惜しくないと思った。私は。
早いうちならば、上の句も併映されているから、見逃した人も「上の句、下の句」連続してみることが出来る。
国村隼が語る「個人戦こそが、仲間の存在が重要!」という意味が、人は一人では一人分の力しか発揮出来ない。というのが良く解って心地よい。
特記事項
松岡茉優さん。本当に素晴らしい女優さんである、素というか、バラエティーに出演している時はおばさんぽくて、冴えない女の子なのに、この映画の中では「美人オーラ」を満々と出していて、真底美しい孤高の美人に見えてしまうところがものすごい。これからも活躍が期待出来る女優さんだ。
「ちはやぶる」は少年少女が成長していく姿を楽しんで観ることが出来る、最高の映画だ。
小泉監督の作品はこれからも追いかけて行こうと思います。
「明日への希望」を持ちたい方は上の句・下の句両方をご覧になることを薦めます。