「目標を100個以上書き出す」なんて無駄
「目標を100個以上書き出す」
昔、受講したセミナーでやりました。
でも10個くらい書くと、
後はどうでもいいというか、
無理矢理欲を出して、
それほど達成したくもない目標を
書くことになってしまいました。
「こんなこと無駄だな」
と思いながら書いているうちに、
ふとあることに気づきました。
ここに書いている目標は、
単なる手段に過ぎない。
本当の目標は、違うところにある!
年収1千万以上になりたい、
本を出版したい、
理想のパートナーと一緒になりたい
etc…
そんなのは、単なる手段。
本当に実現したいことは、
別にある!
そんなことに気づきました。
手段的動機と内部的動機
前者を「手段的動機」、
後者を「内部動機」といいます。
内部動機とは、
「生命の謎に触れたい」
「美しい絵を描きたい」
「大きな魚を釣り上げたい」
など、代替のない動機です。
それらの目標を達成するには、
それぞれ、生命科学者、画家、釣り師になるしかないわけです。
それに対して、手段的動機は、
「出世したい」
「金持ちになりたい」
「賞をとりたい」など、
目的を達成するために
他に手段があることです。
たとえば、金持ちになりたいのなら、
大企業で出世する、起業する、玉の輿にのるetc…
など手段はいくつもあるわけです。
イェール大学 ウルゼスニフスキー博士の研究
イェール大学 ウルゼスニフスキー博士
の興味深い研究を紹介します。
米国陸軍士官学校の
士官候補生1万人以上に、
陸軍士官を志した理由について
31項目のアンケートをとりました。
「軍隊そのものが楽しい」
と内部動機を挙げる人もいれば、
「出世したい」「国のため」「家族を守るため」と
手段的動機を挙げる人もいました。
彼らを14年間にわたって調査したところ……
内部動機の強い人のほうが、
弱い人よりも1.5倍ほど
将校にまで出世していました。
そして驚くことに、
内部動機が強い人であっても、
手段的動機を多く持っていると、
将校になる人が20%も
少なかったのです。
目標や夢は多すぎると叶わない
「ヤル気を維持するにはためには、
目標や夢は多いほど良い」
とつい考えがちですが、
実際は逆で
目標を多く掲げる人ほど、
目標を実現できないのです。

上述の自己啓発セミナーのように、
夢をたくさん書き出してしまうと、
手段的動機ばかりが出てきてしまい、
かえって、肝心の目標がわからなくなって
エネルギーをそこに集中できなくなるため
目標が達成されなくなってしまうのです。
というわけで、
目標は、それを達成するには、
他に手段のない
ひとつのことにしぼりましょう。
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