ブログ休み中ですが、ある人に読んでほしいのでアップします。
前に書いたストックです。
よかったら読んでね。
「お母さん、
俺、死ぬことにしたから。」
中学生の息子がある日、
そう言ったそうです。
「一学期が終わったら、
死ぬから。」
息子さんはウツ病に、かかっていた。
しばらく前から
学校に通えなくなって、
担任の先生が
「名前だけでいいから書きに来なさい。 」
と、言うんで、
テストは名前だけ。
当然、成績はビリ。
「今までで出席は十分足りてるから、
いくらでも休んでいいよ。」
と、言ってくれる言葉が、ありがたかったそうだ。
実は、
息子さんより先にウツにかかったのはご主人だった。
会社に行かれない父親を見ているうちに、
「勉強したって意味がない。」
と、徐々に学校に行かなくなってしまった。
ご主人は単身赴任になり、
関西のある都市に暮らし始めた。
会社にはどうやら通えているらしい。
これなら、大丈夫かな・・・。
夫の元を訪ねた際に、
息子の事を打ち明けた。
「どうして俺にそんな話をするんだ!」
実は、
ご主人自身もいっぱいいっぱいだった。
俺が苦しんでいるところに、
なんでそんな話をするのか!
と、責められたらしい。
気落ちして、
一人帰る空港で飛行機を待っているときに、
夫からメールが届いた。
「俺はもうだめだ。
別れてくれ。」
びっくりして、慌てて電話すると、通じない。
その日から、
メールも電話も着信拒否。
ただただ一方的に、
夫からメールが毎日届く。
「別れてくれ。」
こちらから、連絡が取れない。
毎日、マンションの屋上に登り、下を眺めている息子。
死なないように、死なないように・・・・
心の中で祈りながら見守った。
毎日、毎日・・・・・。
話を聞いてもらった友達に言われた言葉。
「今は、
出口がどこにも見えないと思っているかもしれない。
苦しくて、しょうがないと思う。
だけど、
絶対にいつか、たどりつくから。
出口が見える日が必ず、くるから」
泣きながらその言葉を聞いたそうだ。
夫の職場の人に頼んで、
夫の様子も教えてもらった。
夫の同僚が事情を知り、
東京勤務に戻れるように、
上司に訴えてくれた。
夫の前任者が自殺をしていたことを同僚から聞いて驚く。
それだけ過酷な状況で働いてくれていたんだ。
夫を思って泣いた。
息子と二人、過ごす日々。
色んなところに連れて行った。
死なないように、祈りながら。
常に目を離せなかった。
夫からメール。
「東京に戻ることになりました。
もう少し、
家族でいさせて下さい。」
「何言ってるの。
ずっとずっと家族だよ。」
涙で送ったメール。
ようやく、
メールが通じるようになっていた。
一学期が終わる頃、
息子と二人、旅行に行った。
数時間たっても、お風呂に行くと言って部屋を出た
息子が帰って来ない。
徐々に心配になる。
6時間後、
息子がようやく現れた。
「お母さん。
俺、死なないことにした。」
息子の言葉に、
安堵。
「ねえ、お父さん、
家に帰ってくることになったよ。
ダメなお父さんでも全然かまわないんだよって、
言ってあげようと思うんだけど。」
息子に伝えると、
「お母さん、
ダメじゃないよ、
そのまんまのお父さんでいいんだよって、
言ってあげなよ。」
そう言ってくれた。
幸せが戻った矢先、
彼女自身が病気にかかった。
二度のガンを乗り越え、
5年たって、
医師から完治の言葉を先日もらったばかり。
今、
ご主人も会社に通い、
家に戻ってきた。
息子さんも大学を出て、就職を目指している。
そんな壮絶なことがあったんだ。
私はただただ、
驚いて、彼女を見つめた。
色んなことをくぐり抜けてきた人の笑顔だった。
(友人に聞いた、
彼女自身の実話です。)
(プライバシーを考え、所々詳細は変えてあります。)
前に書いたストックです。
よかったら読んでね。
「お母さん、
俺、死ぬことにしたから。」
中学生の息子がある日、
そう言ったそうです。
「一学期が終わったら、
死ぬから。」
息子さんはウツ病に、かかっていた。
しばらく前から
学校に通えなくなって、
担任の先生が
「名前だけでいいから書きに来なさい。 」
と、言うんで、
テストは名前だけ。
当然、成績はビリ。
「今までで出席は十分足りてるから、
いくらでも休んでいいよ。」
と、言ってくれる言葉が、ありがたかったそうだ。
実は、
息子さんより先にウツにかかったのはご主人だった。
会社に行かれない父親を見ているうちに、
「勉強したって意味がない。」
と、徐々に学校に行かなくなってしまった。
ご主人は単身赴任になり、
関西のある都市に暮らし始めた。
会社にはどうやら通えているらしい。
これなら、大丈夫かな・・・。
夫の元を訪ねた際に、
息子の事を打ち明けた。
「どうして俺にそんな話をするんだ!」
実は、
ご主人自身もいっぱいいっぱいだった。
俺が苦しんでいるところに、
なんでそんな話をするのか!
と、責められたらしい。
気落ちして、
一人帰る空港で飛行機を待っているときに、
夫からメールが届いた。
「俺はもうだめだ。
別れてくれ。」
びっくりして、慌てて電話すると、通じない。
その日から、
メールも電話も着信拒否。
ただただ一方的に、
夫からメールが毎日届く。
「別れてくれ。」
こちらから、連絡が取れない。
毎日、マンションの屋上に登り、下を眺めている息子。
死なないように、死なないように・・・・
心の中で祈りながら見守った。
毎日、毎日・・・・・。
話を聞いてもらった友達に言われた言葉。
「今は、
出口がどこにも見えないと思っているかもしれない。
苦しくて、しょうがないと思う。
だけど、
絶対にいつか、たどりつくから。
出口が見える日が必ず、くるから」
泣きながらその言葉を聞いたそうだ。
夫の職場の人に頼んで、
夫の様子も教えてもらった。
夫の同僚が事情を知り、
東京勤務に戻れるように、
上司に訴えてくれた。
夫の前任者が自殺をしていたことを同僚から聞いて驚く。
それだけ過酷な状況で働いてくれていたんだ。
夫を思って泣いた。
息子と二人、過ごす日々。
色んなところに連れて行った。
死なないように、祈りながら。
常に目を離せなかった。
夫からメール。
「東京に戻ることになりました。
もう少し、
家族でいさせて下さい。」
「何言ってるの。
ずっとずっと家族だよ。」
涙で送ったメール。
ようやく、
メールが通じるようになっていた。
一学期が終わる頃、
息子と二人、旅行に行った。
数時間たっても、お風呂に行くと言って部屋を出た
息子が帰って来ない。
徐々に心配になる。
6時間後、
息子がようやく現れた。
「お母さん。
俺、死なないことにした。」
息子の言葉に、
安堵。
「ねえ、お父さん、
家に帰ってくることになったよ。
ダメなお父さんでも全然かまわないんだよって、
言ってあげようと思うんだけど。」
息子に伝えると、
「お母さん、
ダメじゃないよ、
そのまんまのお父さんでいいんだよって、
言ってあげなよ。」
そう言ってくれた。
幸せが戻った矢先、
彼女自身が病気にかかった。
二度のガンを乗り越え、
5年たって、
医師から完治の言葉を先日もらったばかり。
今、
ご主人も会社に通い、
家に戻ってきた。
息子さんも大学を出て、就職を目指している。
そんな壮絶なことがあったんだ。
私はただただ、
驚いて、彼女を見つめた。
色んなことをくぐり抜けてきた人の笑顔だった。
(友人に聞いた、
彼女自身の実話です。)
(プライバシーを考え、所々詳細は変えてあります。)