病室では毎日生まれたばかりの
赤ちゃんの声を聞いていました。
同室の女の子が、産後間もなかったので
毎日電話で赤ちゃんの様子をウォッチしてたから。
産後2週間…て聞いたのよ。
分かる?
まだまだまだまだ、
めちゃくちゃホルモンバランスおかしい時よ。
しかも、産後2週間で
赤ちゃんと離れてるってことは
おっぱいは張る
お腹は痛む
産後の出血とかまだある
気持ちはアップダウン
これさ!
出産経験がないと
絶対にわからない、産後の苦痛です。
現場ナースで
これわかりそうな人いなかったし
教える人もいなかった。
子どもいるって人はいたが
健康そうで共感能力低そうだった。
体の状態って
「なってみなきゃわからない」が
とっても多いでしょ?
想像力と技術で看護するのが
ナースの仕事だと思うんだけど
そんな視点はなさそうだった。
おまけに熱もあるし言葉は通じない
ナースは頓珍漢で原因不明ときたら
発狂したくもなるんじゃ?!
→発狂どころか大人しめの彼女
…と、思いながら聞いていた。
私も私で調子悪い中
同じく原因不明で入院してくる人の様子は
見えなくても肌で感じるし
毎日聞こえてくる。
だから何が言いたいのかって
退院した私が、現場のヤバさを言い続ける理由
まだまだたくさんあるエピソードのひとつ
入院は生活
人が集まれば社会になる
患者は病気、完全受け身
そんな環境の中、技術の怪しいナースと
コミュニケーション取りながら
治療とケアの生活をするって
極限状態よ。
彼らは慣れているのだと思う、
いろんな患者、いろんな症状…
慣れ方が間違っている。
看護技術でサポートしてくれなきゃダメじゃん。
「人として」の感性鈍らせて
対応してんじゃねーよ。
それは甘えだし怠慢だし
すでに加害者にまわってる!
ていう視点がないことの、恐ろしさ。
人って、いくら素養が良くても
きちんと育てられないと
こんなに劣化するのか!!
と気づいて怖かった。
自分で考える前に
「考え方」を教わってない。
言いたいこと、分かるかなぁ。。
あのね、教育って一生続く。
賢い人は、勝手に育ってく。
しかし、あそこのみんなは
育ち方を知らない。
「知らない」ことを知らないから、
どうしようもない。
まずそれを知ってもらわないことには。
I pray you fine
多分間違った英語
でも、最後に言えたのはこれだけだった。
子育てはこれから。
彼女のこれからに、少しでも苦痛が少ないといい
そんなことを思うのは
あの場所で私だけなのかな?
分断された場所で
治療が成功した後も人生は続く。
私はね、もっと全体を見てほしいと思ってる。
だってさー
社会で生きるって、そういうことだから。
数年後、あなたが同じ立場にならないなんて
誰にもわからない。
滅多にお目にかかれない大学病院の大奥が
世間とかけ離れすぎた「教室」の延長では
絶対にだめ。
