夏はあの世との距離が近くなるなぁ



と思うのは、


暑くて理性より感覚や感情や体の意思が

勝っちゃうからだと思う。



ふだんは理性で「いやいやいや」



と無意識に抑えているそのフタが、

暑さで溶けてなくなってしまうのだ。



そして世界は自分と溶け合って少しだけ混ざり

境界が曖昧になる…

そんな感覚が私にはあるのです。




みんな海見てて可愛い




だからいつもより、率直で正直だし

自分を誤魔化せなくなる。



「抑えがきかなくなってしまう」

って悪く聞こえるかもしれないが



理性で抑えすぎてる私みたいな人には 

案外楽な季節。



だって夏だし。

暑いもんね。


で、済まされることの多さよ爆笑


エレベーターで居合わせただけの人とも、

この会話しかしないのに、なんとなく

重要なことを話した気になる。



久しぶりにどーしても読みたくなった本を

図書館で借りてきて読みました。








内容をほとんど忘れていたけど

なんでこれが読みたかったかのか、分かった。



テーマが「呪い」だったから。



最近の自分の考えるテーマが「呪い」で。



きっかけは何の気なしにNetflixで見た

呪術廻戦の映画だった。




「リカちゃんが呪いをかけたんじゃない。

 僕がリカちゃんに呪いをかけたんだ。」



みたいなセリフがあってね

わかるわ〜ガーン



ってなりました。



ところで去年の今頃、

私は親との関係をどうするか

悩みに悩んでいたのです。



その後縁を切ると決めるわけですが

悶々と考えてたあの時間は、本当に重かった。



でも、夏でなければできなかったと思う。

夏の勢いを借りて私は、親を断捨離できた。



ところで


「夏」のキーワードには

血を思い起こさせるものが多すぎる。



・夏休み→帰省→祖父母や親族…血縁。

・夏→終戦記念日→たくさんの血が流れた


→広島で被爆した祖父と

兵隊となってフィリピンへ行き、

人を殺したことを一生気に病んでいた祖父。


この祖父は

酒の飲み過ぎで肝硬変を患って亡くなった。


酔うと時々

「おじいさんは人を殺したんですよ」

と、飛んだ目で語っていた。



色々ひっくるめて私は最近、


家族の問題って、実は

戦争のトラウマから来てるところが大きい、

と思うようになった。



きっかけは子供の頃の夏休みの宿題。



祖父母に戦争体験を聞いたり

作文を書いてもらう宿題があった。



私じゃなく弟の宿題だったんだけど

大人になってからそのコピーをもらって読んだ。



そこには、具体的な戦争体験と

祖父たちの思い出があった。



戦争については

具体的ではあるものの白黒で

ほとんど無感情に近いタッチで書かれていたが



戦争以前の生活が

どんなに楽しかったか

どんなことをして遊び

どんな夢を見ていたのか



という話には

楽しかった思い出の淡い色がついていた。



戦後も戦後生まれの孫の私は

何の影響でか分からないけど



「昔は大変だったけど、今は可愛い孫もいて

 とても幸せです。このまま楽しく暮らしたい」



みたいなことが書かれてあるのだろうと

思い込んでいた。



私が知る祖父はいつも

そのような態度で私たちに接していたから

祖父母とは、そういうものだと思っていた。


でも、いざ読んでみた祖父たちの手記には



戦前のゆったりした生活への郷愁と

戦後、別世界となってしまった

日常生活での苦労が滲んでいて



孫の私たちの存在など、そこには

微塵も感じられなかった。



私はショックだった。



普段はそんな様子を見せず、

「がんこだけど働き者のいいおじいちゃん」



という印象だったのに、手記の中の彼らは



「戦争を経験したことで失った、決定的な何か」


に、今も翻弄されているように感じられたから。



あれを読んでから20年以上が経つ。

二人の祖父は亡くなり、私は母になり

その上、実の親と縁を切った。



「家族の問題は、戦争のトラウマ」。



だけじゃないんだろうけど、

これってかなり大きかったんだって感じる。



根拠も調べれば沢山あるはずだけど

私の勘は間違ってないと思ってる。



だからさ

家庭生活を楽しく送るって、

今を生きる私たちの重要なミッションなんだ。



夏休み。



家族が密になる約2ヶ月間

できるだけムカつかず、

楽しく過ごせるように頑張ろうと思う照れ




あと、生きてる人間にも

死に損ねた何かにも呪われないように



日々祓いながら過ごそうと思う。