寝る前とか、起きたときとかにこどもをぎゅーぎゅーしながら

 

「ねーねー、君のこと、かーちゃん世界でいっちばん好きなんだよ~」

 

というと、こどもはちょっと体をくねらせながら

 

「んー?」

 

という。なので、

 

「世界でいっっちばん!君の事好きなんだよ~知ってるー?」

 

という。こどもはまた私と目を合わせずに

 

「んー?」

 

といってさらに体を反らせたりくねらせたりする。

 

同じことをわたしは5回とか10回とか、何回も何回も言う。

 

10回くらい言うとこどもはやわらかい声で

 

「はい」

 

とか言って体中くにゃくにゃにしてふにゃ~っって笑って抱きついてくる。

それがほんっとーにうれしそうでかわいい。

 

この子は10回分不安だったのかなーと思ったりして、

 

「ねーねー、とーちゃんもねー、君の事世界でいっちばんすきなんだよ!」

 

と言ったら

 

「おーちゃんおー?」(とーちゃんもー?)

 

と言えてないながらに言いながら、ひゃひゃひゃっ っと笑い転げる。

 

「好きだよ」って言われることで安心して、ここまで無防備になれるのか~と、私は感心してしまう。

 

ひとを好きになること・好きだといわれることを、気持ちいいと思ってるのが伝わるから、

 

「わかったから、うるせーよ!」

 

といわれるまで言い続けようと思っている。

 

いつもより意識的にこんなことをしているのはなぜかというと、

 

私の母、クミコがおとといから我が家に来ているから。

母に預けて仕事に来ているから。

 

 

 

三日前、母からかかってきた電話で 家族で胃腸炎になった と告げたら、

「ほな、行って孫の面倒見てあげるわ!」

と言い、飛行機に乗ってやってきました。

 

電話で

 

「また追い出すんでしょ?」 

※産後手伝いに来てくれたのだが、母の言動が私のトラウマに触れ一日程度で追い返した過去あり。

 「あんた、虐待すんなよ!」という捨て台詞がイタかったわー

 

と言われたので

 

「んー、プライバシーの侵害的な、言われたくないこと言い出したら追い出すかも。」

 

と言ったら

 

「あーあーあーあー。それは、学習したから大丈夫。」

 

と言って、やってきた。

 

 

父の定年をきっかけに、父の実家に引っ越したばかりの母。

私の祖母(母から見ると義母)は、認知症が徐々にひどくなってきているので、一緒にいてかなりストレスが溜まる様子。&父への不満も募りに募っていたらしく、うれしそうにやってきた。

 

「孫の面倒見たるわ」

 

というのは、家を離れるもっともらしい口実ができたからで、

 

「私の不在で、私がいないと困るってことを思い知るがよいわ!」

 

と言っているので、父へのあてつけの家出というのが本当のところ。

 

いや、もちろん、孫に会いたかったのもあるとは思うけれどもね。

 

 

いやーでも。実際助かってます。

家の中にもう一人いるだけで、ちょっと子供の相手しといてくれるだけで、どんなに楽か!

 

家族や友達同士が仲いいのであれば、私は大家族でもいい!

と一瞬思ってしまうが、実際同居するのはやっぱりとっても嫌。

 

元幼稚園教諭の母、アンパンマンの付録がついた雑誌を持ってきて早速孫を釘づけにし、保育士もどきの動物ワンピースを着てはりきっている。

 

子供も子供で、母を時々「せんせい」と呼ぶらしく、保育園の先生と勘違いしているフシも見受けられて、ちょっと面白い。

 

 

「好きだよ~って言うと はい って可愛く言うんだよー」 

 

と母に教えてあげたら

 

「まぁ、どこで覚えたのかしら?わたしもそんな風に はい って可愛く言えればいいのにねぇ・・」。

 

父との関係などで、自分の可愛くない性格をなんとかしたいと思っているらしく、そういうところは可愛くなくもないよ?

 

と、かわいくないかわいくないと言われながら育った娘は思うのだった。