覚悟 | 中山めぐみ

中山めぐみ

日本バレエリトミック協会代表理事、YOGA+BALLET grace主宰、日本ホリスティックビューティ協会認定校福岡グラースアカデミー校長の中山めぐみのブログ

190世帯に一大投票を実施し、
3月から延期分の8月のバレエ発表会をやるべきか問うた

「大変」なんて一言で済むものじゃなかった
恐怖、子どもを想う親の気持ち、経済、家計、メンタル
そこには、190色の事情があった

投票なので他の誰にも知られない故に、
各家庭のコロナに対する正直な価値観が露呈した

今の日本の縮図が見えた気がした
一つだけ改めて分かった事があった

もはやほとんど誰も
本当の意味でウイルスを怖がってない

恐怖を感じるところは別にあって、
いわゆる風評被害

◯◯でクラスター発生
って書かれたくない

そこに居たと知られたくない

その先に甚大なコロナ以外の被害が待っている

そりゃそうだ
私もそれが一番怖い

これだけ感染者がいる

ヒタヒタと近づく足音が聞こえる

発表会は、無観客にしてクラス毎の参観日に変えた

児童1人に対し、付き添い1人のみ足を踏み入れられる
生徒は自分のクラスの子、しかも数人としか接触しない
しかも会話することすら容易に叶わない
完璧ともいえる動線とスケジュールを作り上げた

びっっくりするほどの万全な感染対策を練った
側から見れば、滑稽にも見えるほどに

そこまでしてもなお、
190人中、万が一にも3人にでも感染したら
もう
「バレエの発表会でクラスター発生か」
と書かれるのだろう

我々は毎日職場にも学校にも行っている

コロナだけじゃなく
発症しないだけで何かしらには結構な頻度で感染している
だって人間だもの
そういう「作り」になってる

参観日にしてもなお、
風評被害や社会的責任で参加を辞退するご家族があった

その決定はリスペクトしてる

舞台で踊れない事を知って
子どもが泣いてわめくほど悲しんだり
学校に行けないほど落胆したところもあった

これまで1年近くかけた努力と夢を
学校など比にならない安全な場所で
たった1人のお母さんにすら披露することが出来ない

子どもの気持ちを考えるともうやるせない

コロナってなんだよ

子どものやりたいこと奪うのかよ

安全にやるって言ってるじゃないかよ泣

苦渋の決断をしたお母さん泣いてたよ

悩んで悩んで悩みまくって
それでも社会的責任から決断したお母さんも

ここまで皆んな苦しんで
いっぱい除菌してマスクして
皆んなで絶対感染者出さないって死ぬほど対策して
しっかりやるんだから

もう許してよ…

どこに向かって言ってるのかは自分でも分からない

ただ、万が一のことがあったら
そりゃもう終わるんだろうなと覚悟してる

150の世帯が参観日に参加したいと言ってくれた
家庭で子どもを応援する、と
スクールについていく、と

涙なしでは読めない
あったかい言葉たちが私たちを強くした

全部背負って8月10日を迎える
ちゃんと立場は分かってる

コロナってなんだよ…

学校行事も何もかも中止になって
1年1年が子どもにとっては大事なのに
空白になる

今だけそれくらい我慢しろと
言われるのかもしれないけど

今だけじゃないんだよ、
コロナはまだまだ続くんだよ…

バカみたいに子ども達のことばかり考えてる