お恥ずかしながら私は「女性学」などあるとは知りませんでした
祝辞は賛否両論あるようですが、
私も後世に残る名スピーチだと思いました
そして
チラリチラリとこのブログで思想が漏れ出ていてお気づきかと思いますが
私も上野さんとほとんど同じことを常々思っていたので
思わずブログに残したくなりました
皆さんもぜひ祝辞全文をググって読んでみてください
私が心に響いた箇所と
皆さんが響く箇所は違うかもしれない
何度読んでも味のある祝辞です
以下、全文より特に心に残った所を抜粋
「息子は大学まで、娘は短大まで」でよいと考える親の性差別の結果です。
そう、図らずも差別しているのは親
特に母親なのです
昨日、友人が赤ちゃんを産んだのでお祝いにかけつけました
名前はどんな字を書くのか?
との私の問いに
友人は、まだ決めてないと答えました
そして続けました
「字画とか見てない。どうせ名前変わるし」
私は言いました
「なぜ結婚したら女性が名字を変える前提なの?
この子が結婚する年齢の頃には選択的夫婦別姓の法案が可決されているはず。
そして、この子が自分の名字を選ぶかもよ」
「確かに。字画見ようかな」
と友人は答えました
親の刷り込みは怖いです
可愛い我が子を差別する親などいるはずもないのですが、
いえしかし、私たちは代々受け継がれる差別を
無意識のうちに我が子にもしてしまっているのです
そのとおり、多くの娘たちは、子どもなら誰でも持っている翼を折られてきたのです。
我が子も例外ではない事を
私たちは認識するべきです
男性の価値と成績のよさは一致しているのに、女性の価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがあるからです。女子は子どものときから「かわいい」ことを期待されます。ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。
そう、ねじれがありまくりです
女社長の私は、
相手を絶対におびやかさない保証
がどこにもありません笑
はっきり言いますが、
確かにその辺の男性より仕事がデキます
ですから、
私は世間的には
守ってもらえない女性
なのです
しかし、果たして、
かわいくない と 女社長
それとこれは同じでしょうか?
私はチカラも男性より弱く
妊娠中は動けず
弱い生物の女性であることは変わりありません
私が女社長であろうが
もしも例え女総理だったとしても
それでも
私が私のままで 人間として魅力的だと
本質を見て
守ってくれる男性こそが
本当の意味で生きる力のある男性であると思います
そしてそれを娘にも伝えています
あなたがあなたのままで
尊重してくれる男性と結婚しなさい、と
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。
なるほど
私は努力は報われると信じてやみませんが、
努力の方向性を間違えたり
努力するフィールドが苦しい環境の場合は
確かにきつい
まさに上野さんのように
男性社会である東大に切り込んでいくと
報われない事もあるのでしょう
報われたいフィールドがどこなのか
どう努力していくのか
どこにこだわるのか
上野さんのおっしゃることはその通りですが、
しかしやはり
私はどんな人でも
努力は何らかの形で必ず報われると思います
世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
私の課題です
生まれながらに恵まれないひとはきっといて、
私が今から言うことは理想論なのかもしれませんが、
私たちの周りの子どもたちはせめて
ここになる前に
自らで自らを引き上げる力をつけてほしい
それが今教育現場でホットなワードの
「自己肯定感」というやつなのだろうか?
自分を愛し抜いて
信じ抜く
子どものうちからその思考を身につける
これが生きる力
全てなような気がしてなりません
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。
なんて愛のある
まさに祝辞にぴったり
最高です
ここに行き着くために
前に統計などの話の下りがあったのですね
謙虚は賢さ
日本の最高学府の学生さん達が
本当の意味で賢いことを祈ります
女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。
まさにそうですよ
似て非なる話かもしれないですが、
はやく選択的夫婦別姓を採択して欲しいです
女が肩肘張って 男と同等でいたいとか
そういう話じゃないのです
国会議員のオッサンはマジで古過ぎて泣けてきます
早く国会議員も世代交代して欲しいです
あなた方を待ち受けているのは、これまでのセオリーが当てはまらない、予測不可能な未知の世界です。これまであなた方は正解のある知を求めてきました。これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です。学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムとシステムのあいだ、異文化が摩擦するところに生まれるからです。
まさに
新しい価値
を見出していくのが
これからの時代必要ですよね
世界の幼児教育とグラースの芸術教育を摩擦させて
新しい幼児教育を作り
世界に発信したい
と常々言っている私からすると
イイねを100回押して
大学新入生と言わず
子ども達にも伝えていきたい事実です
異文化を怖れる必要はありません。人間が生きているところでなら、どこでも生きていけます。あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。ようこそ、東京大学へ。
生きていける知
そう、ここには学力など全く関係ない
上野名誉教授、
祝辞だから大学の話に特化したのでしょうが、
私に一つ付け加えさせてください
大学でなくても身につける事ができます
私たちは何歳になっても
どこにいても
学び続け
気づき続ける事ができますよね
世界は広い
どこでだって学べる
しかし
「質のいい学び」を選ぶことは大切
東大はそういう意味で
質が保証されている気がします
この仕事をしている私にとっても、
提供するものの 学びの質 がいいこと
ここは一番こだわりたいところです
ポリシーと熱意を持って
これまで誰も見たことのない知を生み出し
社会に還元していく
これだけ人間が蔓延った地球で
今、生きる意味が
ここにある気がします
上野千鶴子名誉教授
私はこの方の普段の活動も言動も知りませんが
この名スピーチを残してくれたことに感謝です
そして、
この名スピーチは
東大の新入生だけでなく
日本のすべての人に問いかけ、
男性も女性もその枠にとらわれない人も
その人生を豊かにするために
必要なメッセージであったと思います