今日もお昼をご馳走になった。

洋食だよ、といわれた。
千代田区某所から港区某所へ移動。
いわゆる地下の喫茶店みたいなお店だ。

僕は女性が食べるパスタというものが苦手で、と切り出した。
中くらいの太さの麺でアルデンテというシコシコなパスタのことを苦手だと言う。

で、私の想像通り。
喫茶店でよく見かけた、あのナポリタンのことだ。

テレビにも出たがそんなに美味いものじゃない、麺は柔らかいし
味付けもトマトソースでもなく、ケチャップみたいな感じだよ。と言われた。

こんな感じで先入観を植え付けられたので大きな期待はしなかった。

喫茶店とは思えない広さのお店には、サラリーマン・OLさん
とにかくビックリする人数だ。100人は軽く入るだろう。
それでも混雑で並ぶ人もいる。
私たちの前には日本人と欧米系のサラリーマンが並んでいた。
待たされている理由を英語で話していた。
(恐らく混んでいていそがしい、とかそんな感じかな?)

待たされること20分、とりあえず例のナポリタンを注文した。

混雑しているせいかなかなか料理が来ない。

ようやくナポリタンがテーブルに来たときに
「★!」
何処か懐かしい姿。
イタリアンのトマトソースとも違い、ものすごいオレンジ色のナポリタンソースに
かなり太い麺!(うどんと勝負できるほど)

子供の頃食べたようなトマトの匂い。炒めた具から香ばしい香りがした。
喫茶店の換気扇からこぼれる匂いだ。
決して高級ではない感じだが、期待は一気にピークを達した。

まずは一口。
「★★★!!!!」
ケチャップの甘さと、かなり太めの麺とのバランスがすごい。
ケチェップと連呼しているが、ただのケチャップではないだろう。
どぎつい色だが案外あっさりとコクもある。
麺は美味しくないと言われていたが、この太さと柔らかさが
最高にマッチしている。
柔らかいと言っても、茹ですぎた感じでもない。
意図的な柔らかさだろう。
他のパスタ類は中太でアルデンテだとか。

具もシンプル。
小さく刻んだ鶏肉にマッシュルーム。
あくまでも麺が主役だ。

ちょっとソースが多い?と思ったが、いくら食べても喉は渇かない。
ただのケチャップではないからだろう。
それと、とにかく口元には油がくっつく。
(モチロン、あのオレンジ色の油だ。)
あまりの美味しさに人の倍のスピードで完食!

麻薬でも入っているのでは?と疑いたいほどの懐かしい美味しさだった。
(おやつにもう一度食べたいほど癖になった)
人前なので上品に食べたが、ひとりで食べていたら
恐らく口元にオレンジの油を沢山つけながら無心に食べるに違いない。

なんともB級で紙幅のナポリタンだった。
これならば自腹でも行ける!(スープにサラダがついて850円でした)