「はだしのゲン」と言えば過去に何回かこのブログでも取り上げているが、十分に教材としても役立つ名作だと私は認識している。それをよりによって原爆投下された広島市の市教委が大学教授や学校長の会議で「児童の生活実態に合わない」「誤解を与える恐れがある」との指摘が出たという理由や「被爆の実態に迫りにくい」などと言いだして平和教材から削除すると。

 

 

 これはおそらく、G7広島サミットも意識した結果か、さらに軍備を増強し、防衛予算も増やし戦争への緊張を高めている岸田政権からの圧力も十分に考えられる。つまり、「はだしゲン」に描いてある事があたっているのであろう。

 

 

 今の子どもたちにとって必要なのは「戦争」がいかに悲惨で残酷であるかを知ることだろう。被曝(被爆)も同様で、「はだしのゲン」はそれを教えてくれると私は思う。

 2015年の夏に私は広島を訪れた時に、「はだしのゲン」が資料館で販売されていて安心したものだったが、今後においてどうなるかも危惧するものである。

2023年2月16日

船橋市海神:弓場清孝