富士登山のマナー(笑) | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「富士登山のマナー(笑)」

 

最近、登山時におけるマナー問題がSNSで取り上げられる機会が多い。

 

特に問題視されているのは(一部の)中高年以上の男性となる。

 

妙に威張り散らしていきなり怒鳴って来たりとか、

教えたがりとか、そもそもコミュニケーションに問題大ありなのに、

自分は正しいと思い込んでいる輩がいるらしい。

 

幸い私は登山を再開してからの2年半ちょっと、

お目にかかっていないが。

 

今回問題にしたいのは他の山とは少し事情が違う富士登山におけるマナー問題だ。

(ゴミ問題とか弾丸登山など既に問題視されているものは割愛する)

 

ずばり「擦れ違い問題」だ。

 

外国人がやたらと多く問題視されているが、

あくまでも私的なこの2年半の3回の登頂(吉田、富士宮、須走ルート)においては、

これまた幸い嫌な思いは全くしていない。

 

むしろとっても楽しかったので、

今から来年の御殿場ルートを心待ちにしているくらいだ。

 

通常の登山においては、

すれ違いの際「登りが優先で下りの人は待たなくてはいけない」と言う、

暗黙のルールがある。

 

しかし富士登山においては、富士宮ルートを除くと、

ちょっと変わっているので気を付けないといけない。

 

富士宮ルートだけは登山道と下山道が一緒になっているので、

通常の登山と基本的には同じだ。

 

だが、吉田ルート、須走ルート、御殿場ルートはかなりの部分が登山道と下山道が別になっている。

 

つまり一方通行なのである。

 

従って理論上、擦れ違いは無い事になる。

 

だが、どっこいそうは行かない。

 

ここでは最人気の吉田ルートを例に考えてみる。

 

吉田ルートは五合目から六合目までは登山道と下山道が一緒だが、

六合目から上は全て別になっている。

 

しかも登山道と下山道は下の方はかなり離れてしまっている。

 

万が一、疲労、体調不良、高山病などで登れない事態になった時、

下山道まで行くのはほぼ無理となる。

 

従って「登れなかった人は登山道を下りて来る」のである。

(実はその数はかなり多い)

 

先日の富士登山特集番組では石原良純さんが登っていて、

六合目から七合目の間で擦れ違った人にインタビューしていたが、

やはり登れなかった人達だった。

 

その際「ナイス判断!!」と、とても褒めていたが、

確かにそう思う。

 

自分の限界を知り、諦めて引き返すのは結構難しい。

 

ここで問題になって来るのは、広い場所なら大丈夫なのだが、

狭い場所での擦れ違いの時にどうするのか?となる。

 

富士登山の登りはさすがに3776mまで行くので、

どんな人であっても低酸素の影響を受けてしまい、

いわゆる高山病との戦いになる。

 

つまりとってもとっても苦しいのである。

 

そんな中の登り優先・・・・・(笑)

 

これはかなりキツい。(苦笑)

 

私の場合、譲られても「どうぞお先に。疲れてます」と言って逆に先に行かせていた。

 

そもそも吉田ルートで擦れ違う人は基本的に登れなかった人なのでもっと疲れているはずだ。

 

富士登山で大切なのは「ゆっくり」。

 

妙に登り優先に囚われてしまい、

自分のペースを乱されるのは恐い。

 

これはあくまでも私的な考えと言うか、

そもそも速く歩くのは無理なので、

多くのケースで富士登山の場合は下山者を先に行かせてしまっている。

 

余りイライラせずに臨機応変に行ければと思ってもいる。

 

こうせよ、などとは言えないが、

富士登山は登山道と下山道が違っている、

富士山は高所分類における日本で唯一の「高高所」、

と言う二点において他の山とはちょっと感覚が違う。

 

妙なトラブルは避けて、凄く疲れていてもニコニコと登っていたいものだ。

 

前述したように、幸い変な人に当たった事は今のところないが。

 

余談:

あくまでも私的な体験によるものだが。

外国人が多いのは結構楽しい。

前述の番組でも石原さんが言っていたが、

特に欧米の白人系は軽装でも体力的に非常に強い。

しかも日本人よりも明るいので面白かったりする。

そうなるとこちらも気合いの入り方が違って来る。

今年は須走ルートから登ったが、

下山時、五合目の入口で擦れ違った外国人カップル(白人系)は、

メチャクチャ疲れた汗まみれの私を見て、

「Are you all right???」と声を掛けられたが。(笑)

「Too tired」と答えて笑われたのは言うまでもない。

(^W^;