3月31日の津島。
朝イチで検問(旧)の外側に捕獲器を仕掛け、
新しい検問所の場所を見に行った。
冷たい雨の中で見たから
余計によそよそしく感じる。
再編で津島地区がどういう扱いになるか
詳細を初めて聞いてからしばらくは、
罵詈雑言の嵐になりそうで
口を開けないでいた。
怒り。
悲しみ。
そんな物しか出てこない。
避難している住民の方は
「津島はもう終わりだ…」
と目に涙を溜めていた。
一緒に泣くことしか出来なかった。
ねえ、今まで2年間
いちばん線量が高かった時期でさえ
自由に出入り出来ていたのに、
2年も経って今更
改めて住民を絶望の底に突き落とす
その意味は何ですか?
最初から制限されてれば
ここまで打ちひしがれる事もなかった。
いまだに高いとはいえ
当時より線量は下がってきてる。
半ば諦めつつも、
いつか帰れる日のために
ずっと手入れを続けてきた人たち。
月に1度、それも
いちいち面倒な手続きをしなければ
今まで自由に帰れていた家に帰れない。
自然の力は凄い。
手入れは追い付かず、荒れ果ててゆくだけ。
山の中の集落は
あっという間に原野に戻ってしまう。
南津島はね、戦後の国策で
満州から命からがら帰国した人々を
入植させた土地なの。
荒野を全て人力で切り開き、
電気が通ったのも何年もしてから。
その時は開拓民みんな涙を流して喜び、
なお一層の努力を誓ったんだって。
なんとか産業が軌道に乗ったのは
昭和が平成に代わる頃。
この記念碑に書いてあるよ。
読んでて苦しくなったよ。
ねえ、ほんの この間だよ?
ようやく必死の苦労が実を結び、
ここが安住の地だと
みんなの顔が笑顔に変わったのが、
ほんの この間。
想像もつかない苦難の日々だったと思うよ。
文脈から伝わってくるものだけで
胸が詰まったんだから。
ただそこに存在してただけの碑を
初めてじっくり読んだ日の空は
どこまでも青く遠く、
部外者である自分がそこに居るのが
すごく居心地悪かった。
やっと手に入れた安住の地。
それを捨てなければならない人たちが居ること。
それも事故から2年も経った今になってね。
その気持ちは想像するしか出来ないけれど
想像したって足りないんだ。
自分が経験した事しか
本当の意味では理解できないから。
経験してない人には分からない。
突き放してるようだけど、
それが事実だと
まるこはこの震災を経験して身に染みたんだ。
なんかまた脱線してる~(;´ω`)
思い付くまま書いてると
こうなっちゃうんだけど…。
このカテゴリーは
一人言のようなモノだから、いっか。
それでね、その後は検問の中で
気になってる子たちを保護しようと
走り回って奮闘したんだけど。
とにかく寒くて寒くて
猫たち出てきてくれなくて。
この冷たい雨は
住民の方々の涙雨なのかなって。
そんな中、ある給餌ポイントに到着。
そこには以前は野良三毛ちゃんがいて、
フードを補充してると
どこからともなく現れるもんだから
いつも缶詰を提供してたんだけど。
積雪が本格的になる前に保護しようと
張り切って行った日から姿を消してしまい。
それでも何回か捕獲器かけるも
入ってるのはタヌキ…

どうしちゃったんだろう…と
ずっと心配してた、
まさにその三毛ちゃんが

最後の最後という日に再び姿を現し、
すんなりと捕獲器に入ってくれました。
(現あぶくまシェルターの実雨ちゃん)
嬉しかった~

涙出そうだった


もう時間が無くて、その後は
全ての給餌ポイントに
出来るだけ沢山のフードを置いて回り、
外に出てきたのでした。
もちろんその後も
検問の外側でギリギリまで粘って。
夕方から雨は雪に変わり、
涙雨ならぬ涙雪だね、なんてね。
津島を後にするのが寂しかった。
この日でまるこの活動は
1つの区切りを迎えました。
大好きな津島。
もちろん諦めてなんかない。
まだ保護したい子が残ってる。
関わり方が変化するだけ。
手を変え品を変え、
執念深く続けていくし。
それから。
直接言うのは照れ臭いからここで。
蜜柑ちゃん

あなたが相棒で本当に良かった。
辛い時、悔しい時、嬉しかった時。
いつも側に居てくれたから
今まで続けてこられました。
見たくないもの たくさん見たね。
もう嫌だと叫びたい時もあったね。
くたびれてくたびれてそれでも歩いて。
どんな時もまるこの思いを受け止めて
黙って付いてきてくれてありがとう。
嫌な事があった時は
2人で毒吐いて笑い飛ばしてスッキリ(笑)
おバカなまるこの発言には
鋭いツッコミで涙出るほど笑ったよね。
もうこれ以上死んで欲しくないって、
それだけで無鉄砲に突き進むまるこを
さりげなくサポートしてくれてた。
あなたはずっと最強の片腕でした。
もう終わりって訳じゃないけど、
これを期に一度きちんと伝えたくて。
今まで本当にありがとう。
これからもよろしくね

☆まるこ☆
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