こんにちは!ドイツ🇩🇪ミュンヘン在住トータルビューティーアドバイザーの熊谷真理です!
この自己紹介ができるのも、いよいよ今日が最後。
本日の便で8年半の海外生活を終え、日本に帰国します。
大きな転換期ということで、ここまでの経緯や葛藤、私を育ててくださった全ての皆様に感謝の気持ちを伝えたく、思いのままに綴りたいと思います。
とりとめのない内容ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
私達が海外に住み始めたのは2016年3月。
夫のアメリカ転勤がキッカケでした。
異動を言われたときの娘は生後2ヶ月。
大好きな会社を辞めたくない
育休が明けたら仕事復帰するつもりでいたので、夫には単身で渡米してほしい。
知り合いもいない海外の地で初めての子育て。あぁ絶対無理だ…
夫から辞令の話を聞いたときは、念願叶って転職した化粧品会社を辞めることが辛すぎて断腸の思いでしたし、初めての出産をして間もない私にとって、海外暮らしは未知すぎてネガティブな印象しかありませんでした。
しかし、いろんな葛藤の末、娘が1歳になったタイミングで渡米を決意するわけですが、
その時に心に決めたことがあるんです。
それは、絶対に帰国後に化粧品業界に戻るということ。
アメリカ時代は美容ライター、複数の美容専門学校に通い、美容資格の取得やInstagramの発信に専念。
まずは自分のブランディングに注力してみようという思いで、とにかく動きまくりました。
思い返してみても、アメリカ生活、本当に楽しかった。大好きな友達にも出会うことができ、知識の修得・発信にも奮闘でき、とにかくアメリカが大好きな国になりました。
そして、5年の月日が過ぎ、再度夫の辞令。
2020年末。次はドイツ・ミュンヘンへの異動でした。
当時コロナ真っ只中で、既にアメリカで辛すぎる半年(ロックダウン)を過ごしていたので、国を跨ぐ引っ越しなんて勘弁してほしいと思ったのが当時の心境。
そんなタイミングで渡独するわけですが、私はこの後、物凄い挫折を味わうことになります。
コロナ禍で世界のメイク需要は低迷。堅調に伸ばしてきたInstagramの方向性を見失い、自分がやるべきことが全く分からなくなったのです。
投稿すればするほどフォロワーが減る。
ヨーロッパの関税が高すぎて以前のように日本からコスメを取り寄せられない。
現地のコスメを投稿してもフォロワーさんの属性も違うし喜ばれないだろう…
こんな状況に陥り、暗闇を彷徨うこと数ヶ月。
もうこんな状況で同じことを続けていくことはできない。
八方塞がりとはまさにこのこと。どうしようもないから、まずは自分の肌をキレイにしてスキンケアスキルを高めてみよう。
コロナをキッカケにメイクを楽しむ時代は終わるんだ。
マスク生活が長期化し、当時の私は本当にそう思っていたんです。(実際にはメイクを楽しむ明るい未来が待っていたのですが、この時は知る由もなく)
ヨーロッパ式のスキンケアに変えてみたら、自分の肌がみるみるキレイになっていくのを目の当たりにし、
せっかくドイツに来たことだし、発信の内容もガラリと変えてみよう。過去の栄光にすがるんじゃなくて、新しい環境で自分の新しい可能性を見つけてみよう。
長い暗闇生活の中で、前向きな気持ちを持ち始めたのが渡独半年後くらいのことでした。
新たなインスタアカウントを作り、ドイツをはじめとするヨーロッパコスメや美容法の発信を始めることになります。
最初はドイツ語が全く分からず、自分の投稿を見てくれるのかも分からない状況でしたが、
ドイツコスメを手探りで試していくうちに、品質の素晴らしさに気づいたんです。おまけにお安い。スキンケアもコスメもヘアケアも本当に安くて成分も先進的。
リアルな話、私はとてもケチなので、ドイツコスメはコスパも含めて最高に好きになりました笑
少しずつ新しいインスタアカウントの認知も広がり、フォロワーさんとのコミュニュケーションも取れるようになり、自分の肌もキレイになり、次はヨーロッパで何か大きな挑戦がしたいと思うようになります。
それが、ドイツで働くということでした。
2023年になった瞬間に求人を見漁り、Aiyasha Medical Spaのセラピストに応募することに。
求人自体はボディマッサージ師の募集でしたが、ダメ元でまずは連絡してみよう、ダメならまた探せば良い、という思いで採用窓口に連絡。
数日後、とりあえずお店に来てみてほしいとの返信がありました。求人通り、フェイシャル専門のエステティシャンは募集していませんでしたが、交渉の末、仕事を掴むことになったのです。海外に住むようになってから、まずはやってみよう、当たって砕けろの精神が身につきました。
ニューヨークで取得していたエステティシャン資格がこにきて役立つことになりました。
お客さんの大半はドイツ人の中、ドイツ語はほぼ喋れない状態での入店。
最初は本当にキツかったです。お客さんや同僚とのコミュニュケーションがうまく取れず泣いたこともしばしば。
日本とドイツの美容に対する概念も大きく違うことに直面し、今までの当たり前が覆され、自信を喪失したこともありました。
しかし、動き続けた結果、少しずつコツを掴み、リピーターさんも増加。
インスタで告知し続けたことで、日本人のお客さんにもたくさん通っていただきました。
現地サロンでの挑戦がキッカケとなり、日系団体様からセミナーや講演の依頼も増えたり、メイクレッスンのご要望も増えたりと仕事の幅も確実に広がっていきました。
現地サロンで働き始めてから数ヶ月後には長年の夢だった書籍を出版し、現在もかなり多くの方にお読みいただき、今もベストセラーを取り続けています。
一連の経験を通し、何だか自分に自信がついたんです。
知識に加え、経験も積めた。それ以上に、私を取り巻く人々が私に自信を与えてくださったんです。
エステやレッスンをリピートしてくださったり、◯◯の投稿が見てみたいというDMいただいたり、美容知識だけでなく人柄を褒めていただいたり…
最近、いろんな方に『真理さんの原動力はどこから来るの?』というお声をいただきます。
以前の私は「自信がないからとにかく動いて安心したいタイプなんだよね」と答えていました。
でも、今は違います。
「皆さんにたくさん応援してもらったから恩返しがしたい。自分の知識と技術でたくさんの女性を幸せにしたい」
確固たる信念ができたから、住む場所が変わっても頑張れる。
環境が変わる時は辛さがつきまとうけど、落ち込んでも絶対這い上がってみせる。
今はこんな想いでいます。
あと数時間後にはドイツを旅立ちます。
寂しいけど、いつか戻ってこられるように、自分のビジネスも頑張りたい。
私を育ててくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます!!
これからも宜しくお願いいたします。
熊谷真理
