娘は現在アラサーです。
今から20年ほど前にLD(学習障害)を疑い、大学病院で検査を受けました。
その頃LDの情報はまだ少なく、ネットで検索しても当時は文部省の「読む・書く・聞く・話す・計算する・推論するのいずれか、または複数に困難がある状態」としか載っていませんでした。
本屋さんにいっても、LDのことが載っている本はありませんでした。
「のび太・ジャイアン症候群」というADHDの本は出ていました。
私がLDのことを知ったのは本当に偶然で、ある本にたった1行だけLDのことが載っていたのです。
娘が漢字を書くのに苦労しているのを知っていました。
小学1年生の時は ひらがな の形も変でした。
私は、漢字を覚えるのが得意なほうだったので、なぜ娘がこんなに苦労しているのか全く理解できませんでした。
これは「書く」ことの困難さに入るんだろうか?
それとも入らないんだろうか?
それに計算するのに、ものすごく時間がかかっていました。
一体どの程度がLDといえるのだろう??
さてさて……。
検査を受けるまで色々悩んで、今のように発達支援センターもなく、どこに相談したら…とか、検査を申し込んでから3ヶ月か4ヶ月かかったことなど……いろいろすっとばして、検査結果の日。
検査を受け持ったのは、言語聴覚士のK先生。
この先生には、のちに療育でお世話になります。
娘の考え方(頭の中)を一番知っている先生です。
検査結果を伝えてくれたのは、小児科・発達専門外来のS先生。
S先生は60代くらいかな?と思われる男性でした。
穏やかな雰囲気でゆっくり話をされる先生でした。
S先生は娘と少し話をしたあと、私に言いました。
「この子のIQは70程度。
ぼくらはIQ70をグレーゾーンと言っていて、軽度知的障害とみてるんやけど…」
私、心の中で(ああ知的障害かぁ…。それも納得いくかも)
S先生「今この子と話してて思ったんやけど、この子は知的障害じゃないね。
とてもしっかりしてる。
K先生もそうおっしゃっていた」
私(え? じゃあ、何
)
S先生「たぶん、なんらかの問題があって、本来の力が出せてないんじゃないかな…。性格がさっぱりしてるから、わからなくてもすぐに「わからない」って言って追及しないし、そういうところが【考えること】に結びつかないのかもしれない。
あとね、ちょっとぼんやりしていて、聞いてるかな?って思うことがあるから、もしかしたら注意障害があるかもしれない」
私(…そうなんだ…
)
意外に長くなりそうなので続きます。![]()