読んで理解する、という機会は日常に溢れています。
学力は点数を取るためだけにあるわけではありません。
読んで理解できるか、日常的な場面でそれは必要になってきます。
多いのは学校や塾からのお知らせでしょうか。
「間違っていたら困るから聞いておこう」
一見、良さそうですがそこへ至るまでの課程が重要です。
数あるブログの中から
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進学研究室・塾長の嫁
須藤 緩奈(すどう かんな)です。
「間違っていたら困るから聞いておこう」が【考える力】を奪う
ちょっと衝撃的なタイトル…
でしょうか?
何?!
どういうこと?!
「間違っていたら困るから聞いておこう」
がどうして考える力を奪うの?!
と頭の中に???がいっぱいですよね。
これは塾でのやりとりを長年見ていて私が感じている事です。
「間違っていたら困るから聞いておこう」
これは物事をきちんと把握して進めていくためにはとても重要な事です。
だから、この行動自体は間違いではありません。
ですが、
これが【考える力】を奪っている側面もあるのです。
学校や塾からのお手紙や、お知らせを読んでみたけれど分からない。
そんな事があると思います。
お知らせの書き方が良い悪いは置いておきますが、
ちゃんと分かるように書いてあっても
「分からない」
「あれ?こういう事でいいのかな?」
という事があると思います。
そういう時、
「間違っていたら困るから聞いておこう」
とお母さんは確認を促したり、ご自身もそうしたりすると思います。
思い込みで間違ってしまって後々困る事になるよりはきちんと確認した方がいいと
色んな場面で教えられ、そしてお子さんにも教えていると思います。
この確認する行動は間違っていません。
ですが、
やり方によって大切な【考える力】を奪うのです。
大事なのは確認に至るまでのプロセスです。
ここが【考える力】を伸ばせるか、奪ってしまうかの分岐点になります。
お知らせを読む
↓
分からない
↓
聞く
これをどう思いますか?
自然な流れじゃない?
と思いますか?
流れは自然ですね。
私たち大人は無意識で出来ていたりするので、
見落としがちです。
この流れでは【考える力】はつきません!!
気が付いた方もいるかと思います。
そう!!
大事なのはここ!!
分からない
↓
聞く
の【聞く】に至るまでの間に何をするかです。
何が分からないのか
どう分からないのか
そこを考える必要があるのです。
読んでも何となく分かんない
そんな時…
「お母さん、これ分かんないんだけど…。」
「えー、お母さんも分かんないわよ。間違っていたら困るから聞いてきて」
「うん…」
ここです!!
こんなやりとりに覚えはありませんか?
翌日、お子さんは先生に聞いてきて解決しているでしょう。
ですが【考える力】はつきません。
聞かれた側も、親切に答える事が多いからです。
何がどう分からないのか
ここを考える事がないのです。
塾ではお子さんが
「わかりません」
と聞いてきたら、
「どこが分からないの?」
と聞き返します。
すると
「えっと…」
と答えられない子がいます。
分からない事を説明できないのです。
そういうお子さんには
「何が分からないか教えてくれないと、何を教えたらいいか分からないよ」
そう声をかけて考えてもらいます。
このプロセスで【考える力】が伸びていきます。
すぐ
「間違っていたら困るから聞いておこう」
では考える間もなく、答えを得てしまうので
何も身に付きません。
お知らせを読む
↓
分からない
↓
聞く
が当たり前になっているお子さんは、
勉強の時も『分からない』について考える事が出来ません。
「わかりません」
とすぐ答えを求めてしまって、
いつまでも答えを自分で導き出すにはどうしたらいいかと【考える力】がつかないのです。
とくにお母さんが心配症や癖で、何でもすぐ聞いてしまうタイプだと
お子さんもそうするのが正解だと思っているので、
考える機会を持たぬままになってしまいがちの様です。
ドキッ!
としたら、是非「わからない」に遭遇した時に
一呼吸おいて考えてみる機会をつくってみて下さい。
【考える】という事は繰り返すことで身についてきます。
机に向かって勉強する事だけが学力に繋がるわけではありません。
日常のなかでの事でこそ大事にして欲しいと思います。
今日もお読み頂きありがとうございます。
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