高校受験、志望校。
私立に行く?公立に行く?
結構大きな差がありますよね。
経済的な理由とイメージ。
特に北海道は公立が上で私立が下ってイメージが根強いので
年代別に意見が分かれがちです。
(もちろん私立がすべて公立より下といっているわけではありません)
数あるブログの中から
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脳科学とDNAレベルからの「知る」を提供
進学研究室・塾長の嫁 兼 カウンセラー
須藤 緩奈(すどう かんな)です。
ブログ、ご無沙汰していました。
5月からファシリテーターとしてある高校と契約させて頂きました。
おかげ様で私の仕事の幅も広がっています。
初めての事もあり、慌ただしくも楽しみながら取り組ませて頂いています。
そんなこんなで間が空いてしまいましたが、こちらも続けていきます!
きっともっと教育に関わる事を発信できると思います。
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AI時代を生き抜くお子さんとお母さんのための【Mam The Bible】
さっそく本題ですが、タイトルそのまんまです(笑)
カフェでたまたま隣に座ったお母さん達が話していた内容です。
この手の事に聞き耳ピーン!となってしまうのは職業病みたいなものです。
カフェなどでお母さん方がお話している内容が飛び込んできちゃうのです。
先日もカフェで隣に座ったお母さん方がお話し出した内容がまさに
【高校受験、志望校について】
Aさん「うちの子受験生だけど、全然勉強しないの。分かっているのかなってこっちは心配。」
Bさん「まだ、3年生になったばっかりだし、大丈夫だよ。」
Aさん「志望校もどこにしてるのか分かんないけど、模試の時に一応書いていたな。どこがいいんだろうね。」
Bさん「最近、私立もいいらしいよね。」
Aさん「下手な公立行くより、私立の方がいいって言わない?」
Bさん「お金かけているからでしょ、今の時代ならお金かけてれば公立よりいいよね。」
Aさん「良い方に行かせたいけど、最初から私立でいいやってなったら困るから、公立じゃなきゃ駄目って言っているんだ。」
Bさん「そうだよね。公立いけるなら公立が楽だしね。」
Aさん「よくわかんないしね。」
ん???
お金かけてればいい学校?
公立が楽?!
公立じゃなきゃ駄目って言ってるんだ?!
突っ込みどころ満載な会話に
「受験について知るために受験を楽しむ母の会に来ませんか?」
と声をかけそうになりました。
声をかけなかった私を許してください。![]()
色々思う所があって声はかけませんでしたが、かわりにこちらで解説します!!
この会話、あれ?聞いたことあるなって思う方もいますよね?
私、毎年聞きます。![]()
イエローカードがいくつかあるのですが、
今日は一番気を付けて欲しい事を書きます。
一番のイエローカード発言はこれです。
「最初から私立でいいやってなったら困るから、公立じゃなきゃ駄目って言っているんだ。」
何故か。
北海道以外の方も読んでくださっていたりしますので、補足します。
北海道では一般的にざっくり言うと
公立が上、私立が下
という感覚があります。
第一志望校は公立、滑り止め私立という図式になる事が多かったのです。
もちろんこれはざっくりした感覚で、実際各校、公立も私立もレベルは様々です。
良く選択されるパターンがこうだと言うだけです。
話を戻します。
「最初から私立でいいやってなったら困るから、公立じゃなきゃ駄目って言っているんだ。」
お母さんのお気持ちは何となくわかります。
経済的にも気になりますよね。
受験勉強も頑張って欲しいですよね。
でも「公立じゃなきゃ駄目って言ってるんだ。」は危ない発言です。
何が危ないか?
志望校選びの時に親子に温度差が出てしまう言葉なのです。
親としては、公立に行ってほしい。
入りやすい私立を漠然と選んで受験勉強もあまりしないまま、
私立でいいやって思って欲しくない。
公立じゃなきゃ駄目って言っといた方ががんばるよね。
まぁ…色々進学とか就職とか考えたら私立だろうが公立だろうが条件の良い方選ぶけど
公立選んでがんばってくれた方がいいに決まっているから
「公立じゃなきゃ駄目。」
って言っておけば間違いはないかな。
そんな計算もあって、「公立じゃなきゃ駄目」発言をしていると思います。
これを聞いたお子さんがどう反応しているかご存知ですか?
ここですれ違いが起こっています。
毎年、志望校相談で起こる問題なのです。
お子さん達はこう反応しています。
「滑り止めがない。」
え?
そんなつもりはないし、
私立に行かせないなんて言ってない。
そう思うかも知れませんが、
お子さんはお母さんの言葉をまっすぐ素直に受け止めています。
「公立じゃなきゃ駄目。」
お子さんは『自分には公立しか選択肢がない』と頭から思い込んでしまいます。
お母さんの頭のなかの、
私立選んで努力しなかったら嫌だし、
公立の方が経済的にも楽だから公立を第一選択にして欲しいな
という考えは伝わりません。
お母さんとしては、『公立が絶対じゃないけど、公立よりでお願いします』という感覚。
お子さんは、『公立しか選択肢がない』という感覚。
この差は意外と大きくて
しかもお互いのこの感覚を知ることは無いまま志望校選択は進みます。
『公立しか選択肢がない』
そう思ったお子さんがどうするか…
もうお気づきかもしれません。
志望校を下げるのです。
絶対安全な合格圏内の公立高校を第一志望にします。
間違っても、
もしかしたら駄目かもしれないけど…
でもがんばったら…ワンチャンスあるかも!
なんてレベルの高校にはチャレンジしません。
いえ、
チャレンジしないのではなく、できないのです。
なぜなら
『公立じゃなきゃ駄目』
選択肢がない
後がない
第一志望の公立に落ちたら終わりだからです。
そう思い込んでいる。
そしてお母さんは
「あなたが行きたい高校でいいのよ」
と言います。
お子さんの頭には
『公立しか選択肢がない』
としっかりインプットされています。
落ちたら後がない
自分には滑り止めがない
公立しか駄目といわれている自分が落ちて私立なんてなったら
迷惑をかけてしまう。
お子さんは
「公立の○○高校にする」
と言うでしょう。
そこはお子さんの成績とランクなら楽勝のところです。
大人は安心します。
お母さんは「お子さんが自分で行きたいと選んだ。」と信じ
学校の先生は「そこなら問題なく合格だろう。」と安心し
塾の先生は「このまま勉強していればいいね。」と見守る
お子さんだけが
『自分にはここしか選択肢がない』
と消去法で選んでいます。
この大人と子供の意識のズレが
『公立じゃなきゃ駄目』
の一言で発生しているのです。
だけど、気が付くタイミングはありません。
お子さんが自分の志望校選択についてどういう過程を経て思考しているか
理路整然と話してくれることはありません。
本人だって、それしか選択肢がないと思い込んだ上で選んでいるから話に上がる事すらないのです。
そうやって安全圏までさげた志望校へ意欲的になれず、
夢も選べる中から選ぶ状態になってしまっているケースが少なくないのです。
毎年このケースは多くて
進学研究室に相談に来て下さった際に
「なんでその学校選んだの?」
「なんでそこまでレベル下げたの?」
と聞いて初めて浮上する問題なのです。
お母さんはそんなつもりはなかった…
となりますし、
お子さんも
上にチャレンジすることもできるんだ
となります。
そこからが本当の受験。
成長につながる受験に取り組めるようになります。
「最初から私立でいいやってなったら困るから、公立じゃなきゃ駄目って言っているんだ。」
お母さんがこの言葉に隠した思惑までは伝わらず、
それ故に進路が大幅に変わっていることが多いです。
お子さんの可能性を潰してしまっていたりすることもあるのです。
この言葉の危険な側面をお解りいただけたでしょうか?
色んな考えや想いが絡んでくるからこそ
複雑になりがちな志望校選択。
進学研究室では客観的に見つつ、お子さんの伸びしろも吟味しながら
何にどう取り組むべきかという戦略まで考えて
やる気に繋がる選択肢を提案します。
是非ご相談ください。
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