こんにちは。

 

本部講師の小西です。

 

過ごしやすい陽気が嬉しい日々ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

 

今日はフラワーデザインコースのレッスン日。

お題は小花だけでまとめる花束。

普段はなかなか花束の主役にならない小花にスポットライトをあて、

長さのあるものと切り分けて短くなってしまった部分も余すことなく使って作ります。

 

小さい花たちはその可愛らしい持ち味をいかして、ふんわりやわらかにまとめたい。

出来上がりのイメージ(これ大切)を描き、3名の生徒さんがそれぞれ制作しました。

 

花束は、いろいろな束ね方がありますが、スパイラルの手法が有名ですね。

花の茎を一方向に追いかけるようにルールをつくって束ねることで、

美しく、くずれにくくすることができます。

 

さあ、気合をいれて、まずは下準備。

 

長すぎる茎を切り、葉を整理し、すぐに束ねられように、机の上にきれいに並べます。

途中、弱そうな花は切り戻して水につけ養生するなどのケアも忘れずに。

だって花は生き物ですから。

これらの工程を省くとなかなかうまくまとまりませんので丁寧におこないます。

下準備だけでも慣れないとエネルギーを使いますね.

 

さて、いよいよ束ねていきます。

中心の花に対して角度をつけて、花束を回しながら一方向に添えて行きます。

このときの指づかいが花束の良し悪しに影響するようです。

しっかり形づくろうと思うあまり、力をいれて握ってしまうのは、誰もが経験することでしょう。

 

指に力が入り、手首が折れ曲がり、肩もガチガチ。

ふんわり花束からどんどん離れ、作り手の気持ちが折れそうになります。

そんな状況からの脱却は、とにかく落ち着いて気を取り直し力を抜いて、

花の向きを整えて、指が緩んで沈んでしまった花を飽きることなく繰り返し引き上げる。

近道はどうやらなさそうです。

 

そして、それぞれ束を握っているその手をよく見てみると

どうやら花束の形、雰囲気と同じようになっているではありませんか。

ギッチリ平らに握っていると息苦しそうに平らに並んだ花たち。

その手を緩めてふんわり丸く輪を作って握りなおすとあら不思議、

花たちものびやかに丸くまとまってきたではありませんか。

 

その感覚さえつかめればこっちのもの。

あとは楽しみながら花の表情をひきだしていく作業です。

ちょっと時間はオーバーしてしまったけれど、皆、納得のいく仕上がりになりました。

力を抜くって言うのは簡単ですが、時間も勇気も必要ですね。

 

と、いうわけで夢中になっていたので

今回は写真も撮り損ねてしまいましたので言葉だけで失礼します。

 

レッスンは日常の一部ですが、発見の連続の貴重な時間。

取り組まなくてももちろん暮らしには困らないと思いますが、取り組めば必ず広がる世界。

こんなふうに自分の感覚を磨いていくってとても大切なことだとあらためて感じました。

 

制作された皆さん、集中してきっと今夜はよく眠れたことでしょう。

また来週!