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本日の記事

 

本日はひな祭りの日ということで、

 

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山形県酒田市のひな祭りで飾られる「傘福(かさふく)」のお話です。

 

以前連載していたイラストエッセイ「東北七県目のヨメ」より、加筆修正してお送りいたします。

(※7年前に執筆した記事を基にしておりますので、今と情報が違う場合があるかと思います)

 

「傘福」は「笠福」とも呼ばれる酒田のつるし飾りで、

「伊豆稲取(いずいなとり)雛のつるり飾り」

 「福岡柳川(ふくおかやながわ)さげもん」と共に

「日本三大つるし飾り」として名を連ねています。

 

私が初めて傘福を見たのは、娘が1~2歳の春に帰省した時のことでした。

現在は国の登録有形文化財となっている旧料亭・山王くらぶで傘福の展示が行われており、

母・私・娘の女三代で訪れたのですが。

 

 

 

その華やかさ、可愛らしさにただただ圧倒されるばかりでした。

 

つるし飾りの発祥は伊豆稲取とされています。

江戸時代に北前船を通じて稲取から酒田に伝わったそうです。

 

酒田の豪商・本間家の第三代当主である本間光丘が山王まつり(現・酒田まつり)で制作依頼した山車に傘があったこと、

傘の中には魂が宿るという考えから祝いの席で願い事を託した飾りをつるしたりする風習があったこと、

子どもの成長・良縁祈願・商売繁盛などを願ってつるし飾りを神社仏閣へ奉納する風習があったこと

…などが合わさって傘福が広まっていったとのことです。

 

一時は廃れたようですが、2005年(平成17年)に酒田商工会議所女性会の方々が創立25周年事業の一環で復活させて

現在では全国的に知れ渡るまでに至ったそうです。

 

酒田の傘福のつるし飾りには、商売繁盛を意味するものが多いようです。

かつて北前船により「西の堺、東の酒田」と称されるほど湊町として栄えたからでしょうか。

 

つるし飾りの種類は、ざっと数えただけで60~80種類にもなるそうです。

 

 

 

 

これらの他にも、椿や朝顔などの花、鳩や鶯などの鳥や

蛸や海老などの海産物、椎茸や柿などの農産物、

蔵の鍵や小槌など商売繁盛を象徴する飾りも数多くあるそうです。

最近では、つるし飾りを手作りして楽しむ人も全国的に増えているとか。

 

傘福は山王くらぶにて、今年(令和8年)は2月27日~11月14日まで展示予定で手作り体験工房も併設されているそうですので

目と手で楽しむのもまた良き哉、と思います(*´▽`*)

 

どうぞ皆様にも良いひな祭り、良い桃の節句となりますように🎎🌸✨

 

 

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一日も早いコロナウイルスの収束と終息を心からお祈りいたします!!