損益分岐点の計算方法をご紹介させていただきました。
▷【あなたの事業の黒字化ポイントは正しい?】損益分岐点を知ってみよう。
前回の記事で把握できたのは
収支が黒字に転じるタイミングの売上はいくらか?です。
これを応用して・・・
あと○○円キャッシュまたは利益がほしい!!
そのための売上はいくらなんだ?
ということを把握することができます。
お客様からよくご相談を受ける内容として・・
「この材料つかってワークショップがしたいの。
これくらいの利益を確保したいし・・
いくらに料金を設定したらいい?」
ということです。
価格設定の考え方は様々なアプローチがありますが、
まず赤字にならないラインを把握するために
私は損益分岐点の計算式を活用しています。
例題でみていきましょう!
Aさんの事業の収支がこんな感じだとしましょう。
(この収支の内容はどうこうというところはおいておいてくださいね
計算しやすいような数字で設定しています)
月額40万円の売上で、
原価などの変動費が16万円
他の固定費が15万円
利益は9万円です。
※固定費と変動費についての説明はこちら
・・
利益15万円を確保したい!
あと6万円利益をだすためにはいくら売上げれば??
売上によって変動する費用がありますから
これをうまく考えなくてはなりません。
まず変動比率を把握しましょう。
原価などの変動費16万円÷売上40万円で
変動比率は40%
この方は、売上のうち40%相当を仕入等にあてている状況です。
粗利(売上-変動費)としては60%残るということです。
利益15万円を獲得するための売上は・・?
固定費15万円と利益15万円の合計30万円分
を粗利で確保しないといけません。
売上-(売上×40%)=固定費15万円+ほしい利益15万
↑
これが変動費
この計算式を図で表すとこの状態です。
これを解いていきます。
中学数学です。
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売上×60%=30万円
売上=30万円÷60%
売上=50万円
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結果
売上は50万円をめざせば
利益15万円をとれることになります。
現状40万円ですから、あと10万円の売上で
利益15万円がとれるようになる!
という結果になりました。
利益をプラス6万円を目標にしたから
売上がプラス6万円ではないのです!
10万円と具体的な数字がでたら、
その商品をどれだけ売れば達成できるか
明確になりますね!
こちらの試算は仕入値などが
原状維持だった場合でシミュレーションしています。
借入の返済があったり、
減価償却資産をお持ちだったり
ご自身の状況によっては、考慮すべきことが変わってきますが
基本的な考え方は今回のご紹介の通りです。
1年間ないし単月の目標を決めるときや
なにかの価格設定を決める際の参考数字に使えますよ。
比較的出番の多い計算式でした!
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