知人と昼食を食べてきました。東京駅の正面にある「丸ビル」の福井料理と蕎麦の店です。全国蕎麦の食べ方も様々です。その中でもっとも好きなのが、この「辛味大根蕎麦」です。右上の白いのが辛味大根おろしです。ただしメニューには「おろしそば」もあります、辛味大根を使うと「550円も高くなります。が好きなんです。まだ明るかったですが、その他の料理と軽くビールを・・・
昼食を食べながら話したのが、以下の問題です。
コメ価格を下げるためでも農家救済でもない…鈴木農水相が「JAが9割超落札した備蓄米」を1年半で買い戻す理由
鈴木憲和農水大臣は、2025年に放出した政府備蓄米21万トンの買い戻し手続きを、9月中に始めると表明した。放出時の入札ではJA系が9割超を落札したが、買い戻しには5年の猶予がある。なぜ政府は、わずか1年半で買い戻すのか。元農水官僚で武蔵野大学国際総合研究所研究主幹の山下一仁さんは「食料安全保障や農家救済のためではない。高騰で積み上がったJAの在庫を政府が肩代わりし、コメ価格の下落を防ぐ政策だ」という――。・・・・・・
▼「令和の米騒動」の顛末を思い出してください。
とてつもなく米が高騰しました。それに対して、当時の小泉農水大臣は「備蓄米」の放出に踏み切りました。ところがJAは入札で9割も落札してしまいました。なぜか?安い備蓄米を流通させないためでした。理由は米価が下がると生産者が大変になるからです。しかも鈴木農水大臣は小泉氏の政策を批判しました。
その気持ちはわかります。でも、その際、このブログで「こんなことをしていたら大変なコメ離れになる。それも一過性にならない可能性が高い」と鈴木農水大臣を批判しました。実際、今回の備蓄米買戻しのニュースが流れると、生産者からも米価が上がるのはいいが、コメ離れが心配だという声が出ています。
さて、話は戻ります。一緒に食事をしたのは産業医をしている友人です。企業で社員の健康相談、指導などをしています。
会って最初にでたのがこのことです。「米の高騰で本当にご飯を食べなくなった人が増えています」。「当時より米価は下がっていますが、回復していません」と言う話です。
小泉大臣は消費者優先、鈴木大臣は「生産者優先」という話がでています。たしかにその側面はあります。小泉大臣の政策は一時しのぎにしかなならないという批判もわかります。でも、あのまま高騰が続いたら、もっとコメ離れは加速してしまったでしょう。実際、鈴木大臣の政策は生産者を苦しめることになっています。今となっては備蓄米の買戻しも仕方ないかもしれません。Jには感謝されるでしょう。鈴木大臣は、「趣味は米」と言ったそうです。でも、「ごはん」への関心の低さが今回の問題の根底にあることに気づいて欲しいですね。硬い「米」を食べる消費者はいないのですから。

