再び備蓄米を食べる | 幕内秀夫の食生活日記

幕内秀夫の食生活日記

「食」にかかわる諸々を綴っていきます

 家族が散歩していてデイスカウントスアで「備蓄米」を発見。税込み「1980円」。

 家族から電話:「今、何してる?」、「徒歩15分のデイスカウントストアで備蓄米を売ってる。外国人が複数で来て購入してる。1人一袋(5キロ)しか買えないから急がないと・・・」

 と言うことで、呼び出される。行ってみると、余裕で購入できた。他の客の買い物かごを見ると、買ってる人は多くない。しかも、「備蓄米1980円であります」などと大きく表示していない。気づかない人もいると思った。今、備蓄米はどうなったんだろうか?色々疑問が湧いてきた。考えて見ると・・・

 最初に備蓄米の放出が始まった時、9割を全農が入札した。その際、全農は「米の価格が安くなると生産者が大変になる」と主張した。つまり、消費者が安く買えないように邪魔をしたと言っていいだろう。そこで小泉の農水大臣が、入札の方法を変えて放出に踏み切った。スーパーなどに客が殺到する場面がニュースになった。それを見て、我が家はとても買えないと諦めた。

 それからどれくらい経っただろう。たまたま近くのイオンに行ったら、静かに置いてあるのを発見。

 そこでやっと口にすることができた。古古古・・・?鶏が泣いているような生産年だった。食味?正直、もう一つだと思ったが、値段からしたら文句を言えるほどでもないと思った。やがて、備蓄米のことは忘れていた。そして、一昨日、たまたま発見することになる。一体?あの備蓄米はどこから来たんだろう?全農が9割も入札した備蓄米はどうしたのだろう?「米は安すぎる」と言ってのに、いくらでどこに卸したのだろう?デイスカウントストアはどうして静かに販売してるんだろう?よもや?在庫に困った全農が?などと言うことはないと思うが?

 それはともかく、スーパーに行くと、今でも「4000円代」のままだ。たまに3000円代を見かけると、カルフォルニアと書いてある。知人が蕎麦屋さんて天丼を頼んだから、「ごはんがまずくて残してしまった」と言う。備蓄米だったのか?輸入米だったのか?いずれにしても飲食店は生活が懸かっているから必至だろう。どんどん輸入米が増えているだろう。

「普通」に美味しい「ごはん」を口にしていない子どももいるのではないだろうか?

 それでも、農水大臣は「米の価格は市場に任せる」と主張している。米の価格は消費者だけで考えるわけにはいかない。生産者のことも考える必要がある。非常に難しいと思う。だが、農水大臣を引き受けた以上、その難しさに挑戦する覚悟がないなら降りるべきだと思う。これ以上、「4000円代」が続いたら・・・長期的な「米離れ」が怖い。実際、倒産した米屋さんもでている。

 今の問題は、「今」だけの問題なら、まだいい。だが、普通に国産の美味しい米を食べられなくなった子どもたちはやがて大人になる。この後遺症が怖い!!本当に怖いと思う。