良薬は口に苦し | 幕内秀夫の食生活日記

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チョコレートに含まれる成分が生物学的な老化を遅らせる可能性

 チョコレートはカカオの種子を発酵または焙煎(ばいせん)したカカオマスを主原料としたお菓子で、日本では2月14日のバレンタインデーに女性が好意を寄せる男性へ、あるいは友人やお世話になった相手に渡す習慣が根付いています。そんなチョコレートに含まれる成分が、生物学的な老化を遅らせる可能性があるとの研究結果が報告されました。

植物由来の飲食物に含まれる化学物質にはポリフェノールやアルカロイド、フラボノイドなど人体に有益なものが多数存在しています。これらの化学物質の中には遺伝子発現を制御して、健康や長寿と関連する細胞機構と相互作用するものがあるとのこと。

そこでキングス・カレッジ・ロンドンなどの研究チームは、世界中で広く消費されているチョコレートやコーヒーに含まれる6つの化学物質について研究しました。

研究チームは2つの異なる調査で収集された合計1669人の血液サンプルを分析し、血液中に含まれる化学物質の濃度を分析しました。また、DNA配列の一部にメチル基が付着するDNAメチル化を生物学的老化の指標として用い、化学物質の濃度との関連を調べました。

分析の結果、チョコレートやコーヒーに含まれている「テオブロミン」という化学物質の濃度が高い人は、生物学的老化が遅い兆候を示すことが明らかになりました。

テオブロミンは犬や猫のように代謝速度が遅い動物にとって有害ですが、人間では心臓病のリスク低下といった有益な効果をもたらすとみられています。しかし、テオブロミンが健康に及ぼす効果についての詳細な研究は不足しています。

今回の研究はあくまでテオブロミンと生物学的老化の関連性を示したものであり、「チョコレートを食べると生物学的な老化が遅くなる」という因果関係を証明したわけではありません。しかし、テオブロミンの健康効果についてより深く研究する価値があることを示唆しています。

論文の共著者であり、キングス・カレッジ・ロンドンのエピゲノミクス研究者であるジョーダナ・ベル教授は、「私たちの研究は、ダークチョコレートの主要成分と若々しさの維持との関連性を明らかにしました。ダークチョコレートをもっと食べるべきだと言っているわけではありませんが、この研究は日常の食生活がより健康で長生きするためのヒントを秘めているかもしれないことを理解するのに役立つでしょう」と述べました。

▼ありうる話だとは思いますね。何しろ、チョコレートは「薬」として使われていたのですから。その薬は苦くてドロッとした液体。スペイン人だったと思いますが、そこに砂糖と乳製品を入れて、ミルクチョコレートにして、やがて板チョコが誕生するようになり、世界中の女性を虜にしました。ただし、この論文にあるようにこれは苦いビターチョコの話です。しかも老化との因果関係を証明したものではないと言うのですから、何を言いたいのか?答えは・・・以下の本のタイトルがすべてだと思います。

 私がもっとも尊敬するアメリカの医師が書いたものです。まさに、「薬毒同源」、ドラッグだと言う認識をもつべきものです。

 私の結論:ビターチョコは老化や若さと関係するかも知れない。だが、それほど期待できるわけではない。むしろ、苦味を

感じないほどの甘いチョコレートを常食することはとても勧められない。子どもたちには要注意!と言うところでしょう。

 バレンタイン

 義理さえ遠く

 なりにけり

 数年前までは友人の女医さんから、「勉強しろ」チョコが送られてきました。医師ですから、当然「薬」です。甘くもなんともないチョコレートでした。たぶん?以下の本に満足できなかったから送ってきたのでしょう。

 

 「良薬は口に苦し」と言っても、ビールの苦味が好きな私にはチョコを理解することは所詮、無理があったのでしょう。