ごはん、味噌汁、ぬか漬け(にんじん・大根)、大根の梅酢漬け、かさごの干物
食事関係の研究結果はどうしようもなく不正確、理由は「人は食べたものを覚えていないから」
「コーヒーは体に良いのか?」「チョコレートを週にこれだけ食べる人はやせやすい」といった研究を実施する場合、たいていは人々の食事習慣と健康状態との関連を探すことが多くなります。しかし、2025年1月に発表された論文では、人々の食事習慣を調査するアプローチがいかに当てにならないかが示されました。
栄養学などの研究では通常、被験者に過去24時間、1週間、または数か月間の食事日記をつけてもらったり、特定の食事の摂取量に関するアンケートに答えてもらったりします。これまで生物統計学者は、人々が記憶を間違えたり、摂取したことを認めたがらなかったりする可能性があるため、このアプローチは信頼できないと長年警告していました。一部の研究者は、人間の生存に必要な最低量を下回る摂取量を報告する被験者を統計から除外するなど、アンケート結果の不正確さという問題を軽減する方法を提案して対処していますが、中には食事研究における調査を完全にやめるべき時だと主張する研究者もいます。インディアナ大学ブルーミントン校公衆衛生学部の生物統計学者であるデイビッド・アリソン氏は「この種のデータは非常に質が悪いため、使用する価値すらありません」と述べ、研究や政策で食事に関する自己申告に頼ることに反対しています。
リーズ大学医学・健康学部心理学部のR・ジェームズ・スタッブス氏らは、データセットから得られた人々のエネルギー消費量を測定する技術を用いて、食事に関する調査における回答の正確さを評価する方程式を考案しました。この方程式を用いて、国民健康栄養調査などの大規模で広く使用されている栄養調査データベースの記録を調べたところ、半分以上が「人々が摂取した食品を過少報告している」ために間違っている可能性が高いことがわかりました。スタッブス氏らの論文は、2025年1月に査読付き学術雑誌のNature Foodに掲載されました。
▼ある意味、当然の話ですね。特に日本は酷い。その中でももっとも酷いのは高齢者の食事調査ですね。敬老の日になると、100歳長寿者が何を食べているのかを発表する研究者がいます。調査の方法も当てにならないだけではなく、実際に食べているかどうかではなく、「好き」かどうかを発表する研究者もいます。それと何度か書いてきましたが、100歳過ぎて何を食べているかを聞いた調査もあります。聞くなら、何を食べて100歳まで生きてきたかを聞くべきでしょう。それさえ当てにならないと思っていますが・・・
私が刑務所の食事に関心があるのは、パーフェクトに把握できるからです。病院のように「お見舞い」に来た人がもってきたものを食べることもない。ただそれでも、どこまで完食したいたかまでは把握できません。
それでも、このような調査を発表する研究者がいるのは、ほとんどが企業からの「お金」が目的ですね。ワインやチョコレートの意味不明のブームが起きたのもそれですね。ワインやチョコレートを扱う企業は大きいですからね。
それより何より「1品の食品」が健康に与える影響に関する情報を信じないことが大切ですね。


