なんとびっくり、
意外性と説得力を併せ持つ一冊が、オレンジページさんから誕生したとのこと。
堀江貴文さんの新刊「僕が料理をする理由」です。
見開きを見た瞬間から、
ページを捲るたび、
どのワードを見ても、
同感と共感しかなく、
私が書いたんじゃないかって思うぐらい(すみません、素直にそう思いました笑)、
目次タイトルから、
「代弁してくれてありがとう」と心の中で感謝してました笑
そして、
本書は料理エッセイでありながらも、
実は極めてビジネス書的だと感じました。
書かれているのはレシピではなく、
「意思決定」「効率」「本質を見抜く力」「自分の人生に対するオーナーシップ」
だから。
料理という一見プライベートな行為を通して語られるのは、
・他人の評価ではなく、自分の基準で判断すること。
・無駄を省き、必要なことに集中する思考。
・テクノロジーが進化する時代に、人間が楽しむべき領域はどこか。
といった、まさに今のビジネスマンが直面しているテーマそのもの。
吸い込まれるように一気読みしましたが、
読んでいて何度も、
「これは仕事にも完全に当てはまる」と、
読み進めるほどに、仕事やプライベートの場で感じてきたことと鮮やかに重なっていきました。
印象的な箇所が多いですが、
中でも、
「料理=時間のかかる非効率なもの」という固定観念を軽やかに壊していく姿勢は、
ビジネスにおいても、
“効率”の定義をアップデートする必要性を示しているようにも思えました。
効率化すべきところは徹底的に効率化し、
楽しむべきところは思い切り楽しむ。
このメリハリのある考え方は、仕事ができる人ほど共感するはずです。
また、
肩書きや常識に縛られず、「自分が面白いと思うことを、自分のやり方で突き詰める」という点、
またまた私が声を特大にして伝えたいことの一つで、
実は、以前から自分の中で言語化しきれずにいた考えを、
まさに代弁してもらったような感覚でした…。
それが迷いなく貫かれていることに、大きな勇気をもらえたぐらいです。
料理を語っているようで、
実は「どう生きるか」「どう働くか」を語っている。
その視座の高さが、そのまま説得力に繋がり、
経験に裏打ちされた視点だと感じさせられます。
この本は、忙しいビジネスマンにとって、
単に、「もっと頑張れ」と背中を押す本ではないと思います。
AI時代において不可欠なのは、
人の心を本気で動かすエンターテインメントであり、
堀江さんはその本質を「料理」という極めて日常的な行為の中に見出してます。
料理は効率や正解を追い求める作業ではなく、
自分の感覚で価値を定義し、意思決定するための訓練だという視点。
流行や健康情報といった外部基準に依存せず、自分の舌で「うまい」と判断する。
それはビジネスにおいて市場や他人の評価に流されず、
自分なりの判断軸を持つことの重要性と重なっていると思います。
また、
世界でも突出した水準を誇る日本の外食サービスを、単なる消費ではなく、
高度なエンタメ産業として捉える観点は、
日本の競争優位そのものを再定義しているようにも感じられます。
さらに、
料理の経験がメタ認知力やコミュニケーション力を育て、
それがそのまま仕事の質に反映されていくという指摘は、
実務感覚を持つビジネスマンほど深く頷けるはずです。
幼少期の食卓・仲間との料理・旅先での体験といった具体的なエピソードを通して展開される40の「ホリエの視点」は、
どう楽しむか、どう選ぶか、どこに時間とエネルギーを投資するかという、
極めてビジネス的な問いを投げかけてきます。
”料理を語りながら、実は「価値を生み続ける人間であるための思考法」を語っている”
そんな一冊だと感じました。
多動力全開の日々の中で見えてきた人生の楽しみ方や、
“食”という切り口から日本の魅力を世界に伝えるヒントまで。
料理を語りながら、実は、生き方そのものを語り、示唆に満ちた一著です。
料理に興味があるなし関係なく、
むしろ仕事に真剣な人ほど刺さる。
派手な成功論ではなく、実践を重ねてきた人の手元に静かに残り、
ビジネスの荒波をくぐり抜けてきた人が読んだ時も、
答え合わせのように腑に落ちると思います。
「だから僕はこれからも、うまいものを探し、料理をし続ける」
↑
「僕は」の部分が「私は」になった今後を躊躇なく歩みます(^^)
「TERIYAKI」と共に。











