作詞のやり方について、講座やマンツーマンでお伝えしている事をまとめました。
作詞に挑戦される方、書き始めたけれどこれで良いのか困っている方のご参考になれば嬉しいです。
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作詞で使う独特の表現に「字脚(じあし)」と呼ばれるものがあります。
字脚とは、声に出して発音した時の文字数のことです。
小説家なら原稿用紙のマス目の数=文字数 ですが、
作詞では、声に出して発音した時の音数=文字数 という考え方をします。
字脚で数えると、12文字になります。
作詞の時は、こんな風に
数えます。
ねこもこたつで(7) まるくなる(5)
こうしておくと、2番を作るとき
7文字と5文字の組み合わせで書けば良いとわかります。
みんないっしょに(7) おひるねだ(5)



発音数=字脚 になるので、いっしょに は、字脚4になります。
声に出して発音しながら、指を折って数えましょう。
曲にするための作詞なので、リズムが大切になります。
和歌や俳句には、5・7・5のリズムがありますよね。
作詞の場合も似たような繰り返しのリズムが存在しています。
以下は、私の書いた歌詞のAメロの部分の1番(左)と2番(右)です。
1~2文字の誤差がありますね。このくらいは大丈夫ってことです(笑)
「なによ」より
ともるネオンに(7) 出会いはいつも(7)
通り雨(5) ありふれた(5)
あてのない(5) かけひき(4)
約束だと知りながら(11) だまされたふりして(9)
君だけだよって(8) 堕ちたら深く(7)
あまい吐息(6) 沈むだけね(6)
夕べの記憶に(8) 熱く抱きしめられ(9)
胸焦がす(5) 恋の罠(5)
発音数=字脚に気を配りましょうとお伝えしました。
では、下記のような場合はどうでしょう。
友達は大事だとあなたがつぶやいた。(19)
字脚=19 で考えます。
明日天気になればいいなと思うけど。(19)
確かに、字脚はピッタリ19で揃いましたが、
歌にするには1つの文節を3~10くらいに分けてみます。
ともだちは(5)
だいじだと(5)
あなたがつぶやいた(9)
あしたてんきに(7)
なればいいなと(7)
おもうけど(5)
これでも、メロディにはピッタリのりますが、
「あしたてん」 「きになれば」 というように、
言葉がメロディによって分断されてしまう場合もあります。
晴れた空見上げるとツバメが飛んでいた(19)
これならどうでしょう。
はれたそら(5)
みあげると(5)
ツバメがとんでいた(9)
バッチリ、字脚とリズムが揃いました!
こんな風に組み立てていきます。
ただし、字脚にこだわり過ぎると、情緒がなくなってしまう場合もあるのでほどほどに。
多少の字あまり、字足らずでも、言いたい事・伝えたいことを優先してOKです。
書いてみたいその気持ちさえあれば、誰にでも作詞できます。
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