無記名でのご投稿作品をいただきましたのでご紹介します。
アドバイス&添削ご希望ということですので、後半でワンポイントアドバイスをお伝えします。
歌詞のテーマは「景色の感情」とのことです。
ただ波の音に耳を澄ます
時間の流れに委ねて
帰らぬ日なぞるそんな時は
心にたゆたう記憶が
孤独に見え隠れする真実を
どうか教えてはくれないか?
風の音は耳に届かぬ
ただ切ないだけ
止まぬ波の側に寂しく
ただ佇むだけ
今響き渡る鐘の音は
どこから聴こえてくるのか
遠くから響くその鐘の音
何処まで届くのだろうか?
私は何処へ辿り着くのだろう?
一人歩いてたあの道を
風は今も強く吹くだけ
そう流れて行く
道角にはそこに咲いてる
花一輪だけ
徳島の小神子で撮った写真を載せてみました。
歌詞を読んでいると、この海岸で、私もただただ波の音に身をゆだねてぼんやりしていた記憶がよみがえってきたので。
とても詩的な作品ですね。
書き手の感情は本当は重く深いものなのに、
あえてそれを抑えて、景色の描写で表現しようとしているところが
この作品の特徴になっています。
詩(ポエム)としては、これで良いのですが、
「歌詞」という作品にするなら、
「~~だろうか」という疑問形は、1番2番で呼応する箇所に使い
出来れば字脚(じあし)=文字数を揃えると良いです。
それから、
1番は
風の音は耳に届かぬ
ただ切ないだけ
止まぬ波の側に寂しく
ただ佇むだけ
2番は
風は今も強く吹くだけ
そう流れて行く
道角にはそこに咲いてる
花一輪だけ
この「~だけ」という言葉が、たぶんこの歌詞に漂う空気感を作っています。
もの悲しいというか、切ない感じですね。
出来れば、「~だけ」を使うところは、ここぞ!という箇所にして
1番2番で呼応する場所に使うのが好ましいです。
他のところは「~だけ」という表現ではなく
似たニュアンスで、違う表現を探しましょう。
他の表現を探そう!と決めて一日を過ごしていると
TVやラジオから聞こえたちょっとしたセリフや
新聞、雑誌や電車のつり広告など、
あらゆるところから情報が意識の中に入ってきます。
あ、この表現いいな、と思ったらメモするか
スマホに入れるなどして、ネタ帳を作っておくと良いですよ。
書いてみたいその気持ちさえあれば、誰にでも作詞できます。
ブログを読んで下さっている方で、歌詞を書いてみたい方、発表したい方に場を提供したいと思います。
お寄せくださった作品には、ひとことアドバイスや、プチ添削をさせて頂く予定ですが、
何もさわらずに載せて欲しい!という方も大歓迎です。発表の場としてお使い下さい。
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