私がカウンセラーの勉強をはじめたきっかけは、母親が脳梗塞で倒れたことだった。


何か家族の役に立ちたい思いと、自分の心の不安定さと・・・

リハビリや治療の役に立てないなら、せめて母親や看護している父親の心のケアが出来たら・・・という気持ちで。


そのため、心理学の本と一緒に、脳についての本、脳とリハビリの関係や、身体と心の関係などについての本もたくさん読んだ。


その中で、興味深かったのは、脳梗塞で倒れて復帰した栗本慎一郎氏の本。

「脳をだます」ことについて書いてあった。

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脳梗塞では、脳の血管が詰まって、そこから先に血液が流れなくなくなるので、科学的に考えれば、脳の右半分が死んでしまった母の左半身は動かない。

だって、脳の中の「左手動け」と指令を出すはずの部分に血液が流れず、機能していないんだもん、動くはずない。


でも、栗本氏も書いていたし、リハビリ専門の本にも書いてあったことなんだけど動かない足や手を、介助しながら「さも歩いてるように」蹴り出したり、動かしてあげることで、脳がだまされて、「あれ?こっちの足動くんだったっけ?じゃあ、指令出さなきゃ!!」と、動かす指令を出し始めるっていうのだ!!!!


なんか、嘘みたいな話だけど、簡単に言うとこういうカンジ。


じゃあ、今現実には「不幸せ」なんだけど、脳をだまして「私はシアワセ」って感じてあげたら、脳は「なぁんだ、幸せなんだ」ってだまされはしないのだろうか?


よく、成功本や幸せになるための本みたいなものに、書いてありますよね?


「笑顔でいなさい」って。


あれも、この法則なのかな?って思います。


現実は思いっきり不幸せな気分でも、「笑顔」でいると、脳がだまされて「幸せ」になっちゃうっていうのも、あり得るハナシなのかもしれない。


そういうワークもたくさんあるしね。


はい、今から5分間思いっきり笑ってください!!!



楽しくないのにゲラゲラ笑わなきゃいけないワークは少し苦痛。でも、まわりのみんなも頑張って笑ってるから、私も笑う。

そのうち、あまりのくだらなさに本当に笑いがこみあげてくる。


そんなワークも、なんだか強引だけど、日頃、笑顔を忘れてる渇いた心には、すごく優しいワークなのかもしれない。





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