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まほろです

 

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築95年の夫の実家をリフォームして
 

行ったり来たりのニ拠点生活をしています
 

 

 

実家のリフォームにまつわるアレコレや
 

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 薪ストーブの前で

 

 

 

先日、我が家で女子会をしました。

 

早春のまだ肌寒い日。

 

 

薪ストーブの火を眺めながら

ゆったり過ごします。

 

 

非日常空間をみんなで分かち合う。

 

 

友人の一人が薪をくべながら

 

「薪ストーブで薪をくべるのが夢だったの」。

 

 

えっそうなの?すごく助かるよ。

 

夢が叶ってよかったね。

 

 

 

 

 

 
有形遺産と無形遺産

 

 

 

その日来られたお一人が

文化財に造詣の深い方で

 

 

有形文化遺産無形文化遺産の違いを

教えてもらいました。

 

 

読んで字の如く

有形文化遺産は形のあるもの。


建造物や伝統的工芸品など。


 

 

無形文化遺産とは、形のないもの。


芸能や伝統工芸技術などです。

 

 

わかっているようでいて

言葉で理解したのは初めてでした。

 

 

 

日本ではユネスコの無形文化遺産として

 

能楽や歌舞伎、雅楽、

和食・日本人の伝統的な食文化などが

登録されています。

 

 

意外だったのは、

同じく、ユネスコの無形文化遺産の

小千谷縮(おじやちぢみ)と越後上布は

 

織られた布の方ではなく、

織る技術が無形遺産として

認められているのです。

 

 


技術も遺産。

 

 

 

そういう目で考えてみると、

 

いろいろな無形遺産があることに

気づきました。

 

 

例えば中世に作られた

ヨーロッパの教会のステンドグラスは


 その存在そのものが当時を伝える

有形文化遺産です。

 

 

一方、私の学んでいる

ステンドグラスの絵付け技法は

 

材料から道具、技術を変えることなく

当時のまま忠実に再現しようとしている。

 

 

これは、無形の文化遺産ですね。

 

 

そして、その技術は

当時のステンドグラスから学んで

継承されています。

 

 

技術が伝えられているからこそ

 

修復が必要になった時には

当時のまま修復することが可能なのです。

(もっとも、技術を身につけている人はごく僅かです)

 

 

 

 

 

 

そのように有形文化遺産と無形文化遺産は

お互い切っても切れない関係なのです。

 

 

ユネスコや国のお墨付きがなくとも

文化遺産はたくさんあります。

 

 

私が二拠点生活をしている夫の実家も

築100年近い古民家で、

 

希少とまではいかなくても


これもある意味、有形の文化遺産です。

 

 

地元の大工さんたちが

継承した技術を使って建ててくれました。

 

 

その伝統的な建築技術の方は

無形の文化遺産です。


 

 

ああ、我が家も

有形と無形の両方の文化遺産なんだなー

 

 

認識を改めて、家を見渡すと

 

 


今まで私が漠然と思ってきたことが

頭の中で整理されてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 技術と情熱がカタチになる

 

 

 

実家の古民家は

昔ながらの大きな柱や梁がある家です。


 

壁は土壁に漆喰。


屋根は瓦。

 

井戸や流しは石でできています。

 

 

重機の無かった時代に、

全て人力で作られました。

 

 

 

 

 

 

 

石でできた井戸を掘り上げるのに

ノミと金槌でコンコンと削る。

 

どれだけの時間を費やしたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

大きな梁は滑車で吊り上げて

人力で引っ張ったのでしょう。

 

 

すごい時間と労力です。

 

 


そしてそれを成し遂げるには、

 

 

確かな技術と、情熱と

 

誠実に向き合う気持ちが必要だったと思うのです。

 

 

 

は単なるモノではなくて

 

 

無形文化である技術

職人さんの想いが一緒になって

 

カタチになったモノ。

 

 

壊してしまえば、

すべて同時に失ってしまうことになる。

 

 

 

私がこの家を残していこうと思うのは

 

 

何よりそういう無形の遺産を

大切にしたい気持ちからなのです。

 

 

 

そして家の中で営んでいた生活を

なぞっていくことも

 

 

やはり無形の文化を

引き継ぐことなのですね。

 

 

 

暖炉の火を囲んで話しながら

 

 

改めて自分が大切にしていることを

認識することができました。

 

 

 

友人たちとの言葉のやり取りの中で

気づきを得た、


豊かな時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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