感動の11月吉例顔見世大歌舞伎

十三代目市川團十郎白猿、

八代目市川新之助初舞台、

無事千穐楽を迎えました。

歌舞伎にとって一番大きな名跡、

一番好きで応援してるので、

なんどか行かせて頂きましたが


千穐楽が一番よかった!

全て納得、感動しました。


千穐楽、昼の部は24日に花横、良席でみられたので、千穐楽は三階一列目から、全体をくまなく見渡し、総浚い!夜の部は、一階三列目ですがど真ん中!口上は目の前に團十郎!しかと睨んで頂きました。三階で見た方が睨みのパワーが歌舞伎座中に広がるようだったと仰ってました。


外郎売は、翌日見逃し配信も、生の舞台、声の響きの余韻を重ねて楽しみました。


12月1日歌舞伎座のライトアップの点灯式に團十郎一家が出席、会見では、11月公演、12月公演に関する質問に、丁寧に答え、たくさん報道されましたが、私が見た中ではこちらが一番丁寧におそらく全部載せてくれてます。


新之助のしっかりとした反省ぶりには恐れいりました。


自分が楽しめれば、と新之助がいうと、その通りというような表情をみせながらも、「歌舞伎で楽しむのはむずかしい、言われたことやらなきゃいけない、守ることいっぱいあって、」と自身をも重ねるかのように語る團十郎。9歳でその闘いに挑んでいる新之助はすごい、、。



美しい、、ライトアップ!早くみたいです。



十二月はいよいよ新之助の挑戦❗️

史上最年少の毛抜❗️粂寺弾正❗️


七代目團十郎が、1832年天保3年八代目に家督を譲り五代目海老蔵になったときの襲名披露狂言が「助六」。その中で八代目團十郎が、外郎売の早口言葉を披露したのがやはり10歳❣️その姿が今回の新之助の外郎売に重なると、東大名誉教授で歌舞伎研究者の古井戸秀夫さんが浅井コレクションの図録に書かれています。


暫も、7代目團十郎が寛政8年11月の顔見世でわずか6歳❣️で演じています、また八代目團十郎は團十郎を襲名した上記1832年に10歳❣️で暫も演じてます。


八代目新之助も9歳の初舞台で史上最年少で毛抜を演じた、と歴代の團十郎と並んで記録されますね❣️


ぼたんちゃんも女性で歌舞伎座、しかもご襲名公演の大舞台!歴史に刻まれることが、目の前で起こります❣️その公演に行けて実際この目でみれるのがただただ嬉しいです❣️


大切なお家芸を譲ることによって芸の継承、新之助はやがて海老蔵になり團十郎になる、、継承者として毛抜が披露されるんでしょうね。深い意義を感じます。


毛抜は、能の一角仙人をもとにした作品で、1684年に初代團十郎が初演。六歌仙の世界を借りた小野家のお家騒動。歌舞伎十八番の中で一番台詞が多いお役だそうです❗️


おおらかな好色ぶり、「近頃面目次第もござりませぬ」といいながらまた茶を持ってきた腰元にも戯れ、「わしゃそんなことは知らぬわいなぁ、びびびび、びぃ」と呆れられ、「とんとこれで二杯ふられた」と照れる、なんともおおらかな楽しい場面を新之助がどう演じるか❗️


科学的推理サスペンスはおおどかでメルヘンチック。そしてなによりの見どころは、踊る毛抜の場面の七つの見得❗️


左手で刀を持ち、右足をふみだす

扇子を左の膝に突き、毛抜を斜めに見込む

うつぶせ(腹ばい)になり両手を頬杖、

正面をきり、煙管を両手で突く

後ろ向きになり天井をみこむ

天井をつくくだり、元禄見得

幕外引っ込み、刀を頭上にかかげる(鏡餅?)



歌舞伎演目案内


11月の千穐楽のことはInstagramにも記録。



点灯式の会見をみて、新之助の毛抜を応援したく、毛抜のことをつらつら書いてしまぃしたが、魅力的な演目ばかりです❣️ 


これからの歌舞伎界を背負う、いままさに旬の役者さんばかり!こんなに見事に揃う公演はご襲名公演ならでは!道成寺の所化もみてください❗️なんて豪華だこと!


夜の部は早々に完売してますが、モドリがあるかも❣️昼の部はまだ少しですがありますから、ぜひ!実は私も良席みつけ追加しました❣️ 昼の部も良席のモドリがありそうです❣️チャンスチャンス!



先月に続いて、豪華な助六❣️楽しみですね。

助六のこと書こうと思ってましたが、河東節の歌詞、コピペさせていただき載せ、続きはまた。

〈本調子〉〔前弾〕〽春霞立てるや何処み吉野の、山口三浦うらうらと、うら若草や初花に、和らぐ土手を誰が言うて、日本めでたき国の名の、豊葦原や吉原に、根ごして植えし江戸桜、匂う夕べの風につれ、鐘は上野か浅草に、その名を伝う花川戸。〔合〕
〽思い染めたる五所、紋日待つの日のよすがさえ、子供が便り待合の、辻うら茶屋に濡れて寝る、雨の箕輪の冴え返る。
〽この鉢巻は過ぎし頃、由縁の筋の紫も、君が許しの色見えて、移り変わらで常盤木の、松の刷毛先透き額、堤八丁風誘う、目当ての柳、花の雪、傘に積もりし山間は、富士と筑波をかざし草、草に音せぬ塗り鼻緒、〔合〕一つ印籠一つ前、
〈三下り〉〽急くな急きゃるな、さよえ、浮世はナ車、さよえ、〔合〕
〈本調子〉〽廻る日並の約束に、籬へ立ちて訪れも、果ては口舌かありふれた、手管に落ちて睦言と、なりふり床し、君ゆかし。
〽しんぞ命を揚巻の、これ助六が前渡り、風情なりける次第なり。