このブログでは、
人の感情や場の空気を受け取りすぎて疲れ、
自分の強みや方向性を見失っているヒーラーの方へ。
心・体・魂の土台を整えながら、
あなたの中に眠る本質と強みを発掘し、
学んできた癒しを「自分の仕事」として形にするためのヒントを
お届けしています。
ヒーラー歴 17年 ✦ 遠隔ヒーリングのべ 28,000件 ✦ 約 440名 のヒーラーを養成
本質と強みを発掘し、癒しを自分の仕事へ導く
魂の本質開花ナビゲーター
マダム・レジーナ
光ばかりを求めると、影が大きくなる?
シャドウワークの本当の目的
前回は、「シャドウ」とは何なのか? について書きました。
私たちが、
「こんな感情を持ってはいけない」
と思って心の奥へ押し込めてきた部分。それがシャドウです。
では、スピリチュアルな世界で
このシャドウと、どう向き合えばいいのでしょうか?
「ネガティブを手放しましょう」の落とし穴
スピリチュアルの世界では、
「波動を上げる」
「ネガティブを手放す」
「高次の意識につながる」
といった言葉をよく聞きます。もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、海外のシャドウワークの記事を読んでいて、とても興味深い指摘がありました。
光ばかりを求めて、怒りや嫉妬、恐怖、恨み、競争心などを「低い波動だから」「ネガティブだから」と否定してしまうことがあります。
しかし、それでは
本当に癒されたことには
ならないのではないか?
というのです。
スピリチュアル・バイパッシング
こうした状態は、スピリチュアル・バイパッシングと呼ばれることがあります。
本当は傷ついている。
本当は許せない。
本当は怖い。
それなのに、
「許さなくちゃ」
「愛で包まなくちゃ」
「波動を下げてはいけない」
と、スピリチュアルな考えを使って、その感情を飛び越えてしまう。
つまり、
癒したのではなく、
見ないことにしてしまう。
これでは、感情は心の奥に残ったままです。
シャドウワークの目的は「闇を消すこと」ではない
では、怒りや嫉妬や恨みを、ずっと持っていればいいのか? というと、もちろんそうではありません。
シャドウワークは、怒りに任せて誰かを攻撃することでも、欲望のままに行動することでもありません。
「怒っている私がいる」
「嫉妬している私がいる」
「本当は怖かった私がいる」
と気づくこと。
そして、「なぜそう感じているのだろう?」「その奥には何があるのだろう?」と見ていく。
排除ではなく統合
なのです。
元の記事でも、この「統合」が非常に重要なキーワードとして扱われています。
自分の一部を切り捨てるのではなく、そこにあることを認め、自分の一部として責任を持っていく。
そうすることで、バラバラだった自分が少しずつ一つに戻っていく、と考えます。
実は「影」の中には才能も隠れている
そして、ここが私はとても面白いと思いました。
シャドウというと、怒りや嫉妬など、いわゆる「悪い部分」だけを想像しがちです。
ところが、影の中に隠されるのは
ネガティブなものだけではありません。
例えば子どもの頃、
「調子に乗らないの」
「そんな夢みたいなこと言ってないで」
「女の子なんだからおとなしくしなさい」
などと言われ続けたら、どうでしょう。
大胆さ。
自己表現。
創造性。
野心。
自信。
遊び心。
人とは違う発想。
そうした力まで「出してはいけないもの」として、心の奥へ閉じ込めてしまうことがあります。
元の記事では、芸術性やユーモア、勇気、自信、官能性、共感力など、本来は素晴らしい資質までもが影の中に埋もれることがある、と書かれています。
「嫌いな自分」の奥に、大切な自分がいるかもしれない
だからシャドウワークとは、単に自分の醜い部分を探す作業ではないのだと思います。
むしろ、これまで
「これは私らしくない」
「こんな自分ではダメ」
と切り捨ててきた自分を、
もう一度迎えにいく作業。
「本当は嫌だった」
という気持ちがあるかもしれません。
嫉妬の奥には、
「私もそうなりたい」
という望みがあるかもしれません。
誰かを見てイライラするとき、その人が堂々と表現しているものを、自分自身は禁止してきたのかもしれません。
あなたは「影」そのものではない
もう一つ、とても大切なのが、
「あなたはシャドウそのものではない」
ということです。
怒りを感じたからといって、「私は怒りっぽい悪い人間」になるわけではありません。
嫉妬したからといって、「私は醜い人間」になるわけでもありません。
ただ、今、自分の中にそういう感情がある。
それを見つめることと、それを自分そのものだと思い込むことは違います。
私たちは、光だけでできているわけでも、闇だけでできているわけでもありません。
いろいろな感情を持ち、矛盾した気持ちを抱えながら生きています。
だからこそ、「これは良い私」「これは悪い私」と分け続けるのではなく、どちらも自分の中にあることを認めていく。
✦ 置き去りにしてきた自分を迎えにいく ✦
もしかすると、
本当の意味で自分を癒すとは、
光だけの自分になろうとすることではなく、
これまで置き去りにしてきた自分を
一つずつ取り戻していくことなのかもしれません。
あなたには、
「こんな自分は見せてはいけない」
と思って、ずっと隠してきた自分はいませんか?
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