3回目の保護観察ゾーン

またか

もう驚きもあまり湧かないぞ

きっと退院のびるな

目の前に退院が見えていたのに

問題を起こして

保護観察



退院したいけど

したくないのか

何かが怖いのか



想像しても

本人の気持ちは

私にはわからない



本人の気持ちは

本人のもの



私は

ただ事実と

その息子を

ただうけとるだけ



25年前の今日

今くらいの時間に

この世に生まれたんだよ



お誕生日おめでとう


考えて、

コロナが気を抜けない状況になっているので

息子の病院には

今から2週間行かないことにしようと決めました。



必要品と必要なお金を届けることにして、

息子あての手紙も書いて、

病院に行きました。



そうしたらなんと

病棟の外で

息子にばったり出会いました。

任意入院になって

胸にバッチつけて

一人で外出していたのです。


で、

息子が病棟に戻る時間まで、

外で、1時間くらい話ができました。



私もう、ここ絶対大事なとこだ!て思って、

聞くに徹しようと思って、

だけど、まあ、

徹するばかりはできなかったんですが

久しぶりだし

急だし

密にならないようにと気になるし

限られた時間だし

しばしの別れになる前のラストチャンスだし

と慌てた私にしてはよくやったと思います。



その1時間の中で、

一生懸命に話のネタを探して話してくれる息子や

リネン係のおばちゃんのカートがひっかかったのを手助けしてあげる息子や

散歩した周辺のことを楽しそうに話してくれる息子や

顔が輝いてる息子を見れて、

めちゃめちゃ嬉しかったです。



それから、

息子は

「お父さんからのお菓子おいしいで、食べた?」と聞いてきて

以前、元旦那が息子に差し入れた上等なお菓子を

洗濯物と一緒に私に渡してきたのを、

私は

「お父さんの差し入れは嫌だったんだ、

お父さんが嫌なんか、行動が嫌なんか」

と解釈してたんだけど

違いました。

そのお菓子が美味しかったから私にも食べさせたい

というお裾分けのつもりで渡してきたそうな。



えー!そうだったの!

だって昔は「稼げたらえらいんか!」て殴りに行ってたやーん。

あいつ呼ばわりしてたやーん。。。



お父さんからのお菓子はおいしい

そして

お菓子が美味しいから私にも食べてもらいたかった、なんていう、

そんな優しい気持ちでの行動とは、

これっぽっちも頭に浮かんでませんでした。



途中、

「聞いてへんやろ、どうせ覚えてへんやろ」

と言われた時は

びっくりしました。



そして

息子からしたら

私は

話を聞いてくれない人

と思われてるんだ、と気づいたのです。



また

私の態度が

話を聞いてくれてない、と思わせるようなもの

なんだな…




自分のあり方を見直そう、

と

反省しました。




息子は優しいー

そして私は心が汚れてるわー

と思って、

でも幸せでした。




息子は落ち着いています。

頭はまた坊主にしていましたが

眉はあれから一度も剃ってないそうです。



よい感じなので

病院の関連の作業所の体験も

2度行ってきたそうです。



息子の洗濯物を届けたときに、

体験した時のプリントと

グループホームの資料を見せてもらいました。

とても嬉しく思いました。



その時に

他の患者さんが何故か息子に寄ってきて

「まえさん、ごめんなー、ごめんなー」

と謝ってはって

息子は「え?いや、あの」

て、困ったようにしてたのが笑えました。

息子が、心当たりがないのに謝られて申し訳ないような困った感じだったのと、

息子に笑顔が出ていたからです。

もし、謝られるようなことが起こっていたとしても

怒らないで

謝られるようなことがなかったとしても

間違いだとも反論しないで

相手を責める様子もなく

相手を受け入れて

困って笑ってる。

なんとなく

それが

穏やかで優しくてこっけいで

コントみたい、と思って笑えました。



………


障害者手帳は取得しましたが

それで福祉サービスを受けるためには

障害度調査区分認定を受けて

受給者証というのをもらわなければいけないということで

以前

市の福祉課へ申請していました。



一昨日

その認定調査がありました。



市からは2人

こちらは私と息子と病棟看護師さんと相談員さん。



いろいろ質問される中で

息子は

混乱しつつ

なかなか言葉も出しにくいようでした

が

時間をかけてでも考えて

背筋を伸ばして顔を真っ直ぐに向けて

まじめに答えようと臨んでいました。

目の感じが光っていました。

横から他の人が答えてしまうと

しゅっとしぼんで後ろへ下がり

目からも光が失われていました。



ああ、

私は

息子が小さい頃から

息子のペースを認めてあげてなくて

質問者や時間を優先して

こういうことをしていたな

と

目の前で息子の様子を見て

実感し、後悔しました。




調査で話すのを聞くと

いろいろあったことを

息子はまだらにしか覚えていないようでした。

頭に雲がかかったような感じだったのかなあ。

そうなんだなあ。

お互いの記憶している部分が違うだけかもしれませんが

昨年の

警察を呼んだ日のことも

私とは

ちょっと違うニュアンスで覚えているようでした。



違和感はありますが

その辺は

今はいちいち記憶を擦り合わせてもしかたない、と、思います。



予定では、受給者証が出るのは来年になりそうです。

また、

新しいステージに入ることになります。



息子が退院したら

ああ

怖さもあり

心配もあり

不安もあり

喜びもあり

私の母としてのあり方や

大人としてのあり方を

やり直す機会を与えられたという

今度こそ、という気持ちもあります。



心配しなくても息子は大丈夫なはず

うん

いい子だもの

不安を手放して

息子を支配したり操作したりせず

不要な期待もしないぞ

息子が自分で自分の人生を切り拓いていくのを

信じて見守る母になりたいぞ



なるぞ



今日も息子の病院へ

行ったら



息子!

眉どうした!



なんだか

剃り落としたらしい(O_O)



過去に

荒れて、暴力を振るって、

どんどん病的になっていった息子は

まず

頭を剃り

しばらくして

眉も剃り落として

ヴォルデモードか

ダヴィンチコードのシラスか

みたいな

冷たい気味の悪い姿になっていった



あの時の

苦々しい思いが湧いた



また悪くなるんじゃないか

また壊れていくんじゃないか



今の私ではそのままの息子をまだ受け止めてあげられないから、修行するから、一緒に暮らすのは待ってほしい

と書いた

私の手紙のせいで

ストレスがかかったか

見捨てられたと思ったか?



と

自分の中に

真実かどうかわからない自分だけの想像がふくらみ

不安で仕方なくなった



「なんで剃ったん?」

ガラス越しに声をかけた

「ミスった」

人から何かつっこまれた時にいつも言ってたセリフが返ってきた



とっさに

「ごまかしてるな

批判されると思って、ミスという言葉で逃げた」

と感じた



看護師さんに

一応

以前に眉を剃った時期の状態と

私の不安をすべて伝えておき

今後の変化に気をつけてもらえるよう頼み

任せて

帰路についた



帰り道

考えていたら

なんだか

ウケてきた



「え

眉剃りたかったんや?

それがやりたいこと?

うーんまじ?

…なんか…ウケてきた

ホンマにやりたいことならしゃあないな

最初見たとき

笑ってやれば良かった



自分がしたことを

ミスったとごまかさずに

堂々とできるように

笑ってあげれば良かった



以前のように

自分で勝手に自分を追い込んで

人に言葉や行動での暴力を振るわなければ

眉剃るくらい

勝手に剃っとけばいいんちゃう?



自分と人を傷つけないでほしい、という私の望みを伝えて、

私は眉があるほうが好み、だって、それが生まれたままの自然な姿やから、と正直な気持ちを伝えたら



あとは剃ろうが伸ばそうが

息子の自由でいいんじゃないの



息子の眉なんだから

息子の体なんだから

息子の生き方なんだから



というところに行きつき

そう手紙を書いた



今なら入院中だから

何か変化があってもしっかり見てくれる目がある



だから

私も息子を受け取りながら

本音を伝える練習ができる



本気を

本音を

勇気だして息子に伝える

本当の関係でいたいから



もしかして

病気で理解は無理かもしれない

私のコミュニケーション力の至らなさで

伝わらないかもしれない



でも

出してみなければわからない



明日、

この手紙を出そう





一昨日、携帯を水没させてしまいました。

全くお恥ずかしい話で

お風呂に携帯を持ち込んで

うたたねしてしまい

起きたら

ファスナー付きビニール袋に入れた携帯が

お風呂に浮かんでいました。



あ゛〜っっ

となりましたが

ダメでした。



私の一番きつかった時を

共に過ごした携帯…

元旦那や息子とのやりとりや

酷いことを言われたトーク履歴や

息子とドライブしたたくさんの写真や

私の気持ちを録音したボイスレコーダーや



…必死だったあのころの

あれやこれや…



全部、

何となく消せなくて

消したくなくて

自分の歴史として残していたもの…



「消えた」

と思いました。



ほんの少しの間ショックを受けたけれど

「ああ

これは

過去とサヨナラするために起こった

必然なのかもしれない」

と思いました。



そして、

「それもいい

消えたら消えたでいい」

と、静かに思えました。



ただ、

携帯がないって

ほんとに困ると実感しました。

連絡先やスケジュールが全部入ってるし

目覚ましもかけられない。

依存しすぎてた危機感。



と思いながら

速攻で、

パソコンで店舗予約をとり

翌日の日曜日は

携帯目覚ましがないので寝坊しながらも

機種変更に行ってきました。



機種変更したら

あら

連絡先もLINEトークもアプリも

iCloudでちゃんとバックアップとれてて

消えたと思ってたものも消えてなかったので

安堵しました。



だけど

一度消えていいと覚悟した過去の履歴…

私の中で

もう

振り返らなくてもいい部類に入ったものもあり

この水没のおかげで

気持ちに変化が生まれたように

思います。



予定外の痛い出費でしたが

まあ

良かったかな笑。