こんにちは![]()
UMIカウンセラーコースの真帆です。
今日は、小学校の先生をしていたときに、1年生を担任したA君の話です。
A君は、どちらかといえばおとなしめの優しい男の子で、
お母さんの言うことをよく聞くお利口さんでした。
特に問題もなく、学校生活を楽しみ1年生を終えたのですが・・・、
3年生になってすぐの、ある日。
ぱたりと学校に来れなくなりました。
どうやら、春休みの間にちょっとした病気をこじらせ、
体重が激減。体力も激減。
怖い夢を見るんだ。なんだか分からないけど不安・・・。
と言って、お母さんから離れられなくなりました。
病気はすっかり回復し、別室登校を始めたA君。
この教室は寂しいから嫌。
図書館で本が読みたい。
もう帰りたい。
この先生に相手をしてもらうのは嫌。
すっかりワガママに大変身![]()
あの、おとなしくてお利口さんだったA君はどこへ
??
私たち教師の驚きと困惑をよそに、
A君はいっぱいワガママを言って、
周りの大人にいっぱい迷惑をかけて、
毎日を過ごしていました。
私も空き時間のときには、A君と一緒にA君の教室まで行って廊下から算数の授業を受けたり、
放課に、A君やそのお友達と一緒にサッカーをやったり、
自分の時間を、たくさんAくんのために使いました![]()
少しずつ、教室に戻れる時間が増え、
それでも、行事などには参加できなかったり、
ちょっぴり悪のお友達とギャングエイジらしくつるんだりしながら、
3年生を終えました。
その後、A君に会うこともなくなっていたのですが・・・、
あるとき、お出かけ先で、中学生になったA君一家にばったり出会ったのです![]()
A君は見違えるほどカッコいい少年になっていました。
凛としていて、
男の子らしくて、
それでいて、礼儀正しく。
聞けば、学校には何の問題もなく、元気に通っているということ。
地域のサッカークラブにも入り、
たくさんの仲間に囲まれ、充実した毎日を送っている、と。
どうりで、真っ黒に日焼けしているはずだね。
胸が熱くなりました![]()
小さい頃から、ママや先生が望む、いい子でいようと頑張っていたA君。
それが、予期せぬ病気による体調不良で、
頑張り(本来の自分を抑え込むこと)が効かなくなり、
一旦、正反対に振り切って、
本来の姿に戻った![]()
A君、よかったね。
子どもは、周りの大人にいっぱいわがままを言って、
いっぱい迷惑をかけていいんだね。
不登校や登校しぶり、別室登校の渦中にいるとき、親は先が見えなくて苦しいけど、
ちゃんと受け止め、受け入れてもらえたら、
子どもは本来の姿を取り戻して輝けるんだ![]()
A君から、そんなメッセージをもらった気がしました![]()