【災害時】荷物を分ける考え方「0次」「1次」「2次」 | 松本秀樹の三度の飯より犬が好き!by アメブロ

【災害時】荷物を分ける考え方「0次」「1次」「2次」

【災害時】荷物を分ける考え方「0次」「1次」「2次」

 


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どーも!

【犬のしつけに犬はいらない】理論提唱
ドッグトレーナー・松本秀樹です。

 

災害時に持ち出すものとして、
よく挙げられるのが、

水、フード、薬、
ペットシーツ、うんち袋、
食器、タオル、
予備のリード、ハーネス、
キャリーやケージ、
ワクチン証明書、写真、

 

そして、

人間用の水や食料、
懐中電灯、モバイルバッテリー、
救急用品……。

 

これを全部まとめて
持って逃げようとすると、

かなりの重さになります。

 

例えば大型犬なら、
1週間分のフードだけで
約2.5kgになることもあります。

 

さらに水。

20kgの犬なら、飲み水だけでも
1日約1Lが目安。

7日分なら約7kgです。

 

そこに人間用の
水や食料、防災用品まで
加わります。

 

多頭飼いなら、当然その頭数分。

……これ、

持って走れますか?

 

いや、走るどころか、
安全に歩けますか?

現実的ではないですよね。

 

だから僕は、

災害時の荷物を
「全部ひとまとめ」にせず、

「量」と「役割」で
分けて考えてほしいと思っています。

 

防災には、荷物を

【0次・1次・2次】

に分ける考え方があります。

 

まず【0次】。

 

これは「普段から持っているもの」。

散歩中や外出先で
災害が起きても
困らないように、

水、うんち袋、
フード(1回分)やおやつ、
簡易食器、必要な薬などを、

普段の散歩バッグに
入れておきます。

 

そして、もう一つ。

【犬や猫自身に装着しておくもの】も
0次の備えです。

 

犬なら、

鑑札、狂犬病予防注射済票、
迷子札。

さらに、
体内にはマイクロチップ。

 

猫も、
迷子札やマイクロチップなど、

飼い主と再会するための
身元確認手段を
普段から備えておく。

 

災害時は、
玄関や窓が開いたり、
リードが外れたりして、

犬や猫が
迷子になる可能性があります。

 

だから0次は、

「持ち歩く防災用品」と
「ペット自身の身元確認」

この2つを
セットで考えてください。

 

次に【1次】。

これは、

【命を守って避難するために持つもの】

です。

 

ここで大事なのは、

「何日分入れるか」

だけではありません。

 

【ペットを連れて、安全に移動できる重さか】

ということ。

 

一般的な
非常持ち出し袋では、

男性10〜15kg、
女性5〜10kg程度

という目安が
使われることがあります。

 

でも、

ペット同行避難では、
その数字をそのまま
当てはめることはできません。

 

猫なら、
キャリーに入れて運ぶ。

 

小型犬なら、
抱っこやキャリーで
避難することもあります。

 

つまり、

犬や猫そのものの重さも
実際の避難では
大きな負担になります。

 

中型犬や大型犬は、
基本的には自分の足で
歩いて避難してもらう。

 

その場合でも飼い主は、
リードを持って、

犬を安全に
コントロールしながら
移動しなければいけません。

 

ですから1次には、

フード、普段食べている療法食、
常用薬、水、
排泄用品、
予備のリード、
身元や医療情報など、

命や健康に
直結するものから
優先して入れる。

 

そして、

【その人が、そのペットを連れて
本当に持って逃げられる量】

に絞ります。

 

キャリーやケージも同じ。

中型犬や大型犬の場合、
避難先で必要だからといって、

重いケージまで持って
避難できるとは限りません。

 

折りたためるものを
持てるのであれば持つ。

 

でも、

それによって避難が
遅れるのであれば、

命を守るための避難を
最優先にしてください。

そして【2次】。

 

これは、

【被災後の生活を
続けるための備蓄】です。

 

2次の荷物は、

必ず避難所へ
持って行くものでは
ありません。

 

自宅が安全なら、
在宅避難で使います。

 

車中避難、
親戚や知人宅、
避難所など、その後どこで
生活することになるかは、

災害によって違います。

 

だから2次には、

フードや療法食、
水、薬、
ペットシーツ、猫砂、
その他の消耗品などを、

最低5日分、できれば7日分以上、

自宅などに備えておきます。

 

療法食や薬が必要な
犬や猫の場合は、

手に入りにくくなることも
考えて、

さらに余裕を持った備蓄を
おすすめします。

 

そして、

大型犬や多頭飼いの
ご家庭では、

もう一つ考えてほしいことが
あります。

 

【誰が、何頭を連れて避難するのか】

です。

 

大型犬2頭を、
一人で連れて
避難できますか?

 

猫3頭なら、
3つのキャリーを
誰が持ちますか?

 

家族の誰かが
仕事や学校で不在だったら?

 

飼い主さん一人だけでも
避難できますか?

 

災害時の備えは、

「何を何日分そろえるか」

だけではありません。

 

【頭数・体重・家族の人数・避難方法】

ここまで考えて、

初めて「現実的な防災」に
なると思います。

 

全部を持って
逃げようとしない。

 

0次は、
普段から備える。

 

1次は、
命を守って逃げる。

 

2次は、
その後の生活を続ける。

 

防災用品は、

「量」と「役割」で分けて

考えてみてください。

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