
犬は覚えたことを、どれくらいで忘れる?
犬は覚えたことを、どれくらいで忘れる?
*PRを含みます*
どーも!
【犬のしつけに犬はいらない】理論提唱
ドッグトレーナーの松本秀樹です。
「犬は一度覚えたはずのことを、
なんでできなくなるの?」
というご質問をよくいただきます。
実はこれ、
犬の記憶の仕組みを知ると納得できるんです。
まず、記憶には大きく分けて
短期記憶と長期記憶がありまして…
あ、今日は、
この犬の「記憶力」について
日本一わかりやすく説明します!
短期記憶というのは、
目の前で起きたことを一時的に保持する仕組みで、
人でも数秒〜数十秒しか
保てないことが知られています。
犬の短期記憶に関しては、
2014年〜2016年頃にスウェーデン・
ストックホルム大学などの研究グループが報告したデータで、
約27秒程度で忘れるという結果が示されています。
これを応用すると、
「さっき伝えたよね?」「さっきできたよね?」
と感じる行動は、
犬にとっては「初めて聞いた!」
になっている可能性があるんです。
一方で、
ちゃんと学習した行動や関連性を伴う記憶は、
長期記憶として残ります。
2004年にドイツ
(マックス・プランク進化人類学研究所)の
研究チームが発表した研究では、
ボーダーコリーのリコという犬が
200語以上の単語を記憶し、4週間後のテストでも
“名詞”を覚えていたという報告がありました。
さらに、
2024年のハンガリー・
エトヴェシュ・ロランド大学の研究では、
特別に言葉学習が得意な犬たちが、
一度覚えたおもちゃの名前を“2年後でも
”正しく認識できたという結果も報告されています
(Biology Letters誌掲載)。
これは
すべての犬に当てはまるわけではありませんが、
長期の関連記憶が成立しうること
を示す強いエビデンスです。
また、記憶の定着率には、
「どれだけ頻繁に練習したか」も関係します。
2011年にデンマーク・
コペンハーゲン大学の研究チームは、
ビーグル犬で週1〜2回のトレーニング頻度が
“習得と保持”に良い影響を与えると報告しています。
つまり、
繰り返しの練習が定着につながる
という科学的根拠があるのです。
これらの研究から分かるのは、
短期記憶はすぐ薄れるけれど、
繰り返しと関連性がある学習は長く覚えられる
ということです。
だから・・・
愛犬の命を守る重要な行動、たとえば…
・おいで
・ハウス
・待て
・出して(咥えているものを出す)
は、たとえ“できるようになった”と思っても、
毎回必ずご褒美(=給料)を与えることが大切です。
実生活では、
状況・環境・刺激が変わりますよね。
家の中ではできるのに、公園ではできない…
これは犬が忘れたのではなく、
条件が変わってしまっているだけのことがほとんどです。
繰り返し価値を確認してあげることで、
「どこでも」「いつでも」
反応できるようになります。
松本秀樹が
まさはる君にあげていた
ご褒美がこちら!!
松本秀樹が
工場まで足を運び、自分の目と耳と舌と胃で
安全を確かめて決めた…
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ほぼ肉食動物の犬にとって
草食動物のお肉や内臓は本能的に
【嬉しい刺激】であり、
まさはる君はこれがあれば何でも
覚えられました![]()
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《まとめ》
科学的に見ても、
✔︎ 短期記憶は数十秒で忘れやすい
✔︎ 関連のある学習は数週間〜数年残ることもある
✔︎ 繰り返すことで長期記憶化が進む
ということが分かっています。
だからこそ、
毎回のトレーニングと報酬が“忘れない”鍵です。
今日も愛犬の心に、記憶に、
価値ある体験を積み重ねていきましょう。



