
【犬のしつけ】「なんで家じゃできないの!?」
【犬のしつけ】「なんで家じゃできないの!?」
*PRを含みます*
「預けてトレーニングしてもらったのに、
家に帰ったら全然できないんです」
これは、松本秀樹が
何百回も聞いてきた言葉です。
でもね、これ――
犬が悪いわけでも、忘れたわけでもないんです。
実はこれ、犬の学習の仕組みを知ると、
ものすごく自然な現象なんです。
《犬は「行動」ではなく「状況ごと」覚えている》
犬の学習は、
人と違ってとても環境依存する動物です。
専門的には
「文脈依存学習(context-dependent learning)」
と呼ばれます。
犬は、
・その場所の匂い
・壁や家具の配置
・床の感触(フローリングか、土か、芝か)
・音の反響
・そして、目の前にいる人の顔・匂い・声
これらを全部セットで覚えています。
つまり犬にとっては、
「この場所、この人、この匂いのときは
この行動をすると正解だった」
という記憶なんです。
《だから「預け先」ではできる》
預かりトレーニング
(いわゆるボード&トレイン)では、
・預け先の空間
・預け先の匂い
・預け先の床
・目の前にはトレーナーさん
・トレーナーさんの声
条件がすべて一致しています。
だから、できる。
でも家に帰るとどうでしょう。
・匂いが違う
・床が違う
・音が違う
・何より、目の前の人が違う
・ママやパパの声
犬からすると、
「あれ?ここ、別の世界じゃない?」
となるわけです。
これは「忘れた」のではありません。
その環境で、その行動を使っていいと、
まだ理解していないだけ。
《これはヨーロッパでは“常識”》
イギリスの動物福祉団体RSPCA
(英国王立動物虐待防止協会)は、
犬のトレーニングについて、
・報酬ベース(reward-based)で行うこと
・家庭内で継続されること
・飼い主自身が学ぶこと
を強く推奨しています
(RSPCA, 2022年/イギリス)。
同じく英国のDogs Trustも、
トレーニングは「犬を変えること」ではなく
「飼い主と犬の関係性を育てること」
と明確に位置づけています(Dogs Trust, 英国)。
じゃあ、預ける意味はないの?
ここ、誤解しないでください。
意味はあります。
ただし役割が違う。
預かりトレーニングの本当の価値は、
・行動の「型」を一度入れる
・問題行動の強度を下げる
・飼い主が学ぶ準備時間を作る
ここまで。
完成させる場所は、家。
完成させる人は、家族です。
だから、
松本秀樹は何回も伝えています。
【犬のしつけ】とは、
飼い主の望む行動を、犬が能動的に選択するようにできる
飼い主のスキルのことである。
この、
犬に能動的に(=犬が自ら選んで)
動いてもらうためには、
ご褒美が大事になります。
松本秀樹が
まさはる君に能動的に動いてもらうために
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最後にひとつだけ
「なんで家じゃできないの!?」
そう思ったときは、
こう言い換えてください。
「家でできるように、
これから一緒に練習するタイミングなんだ」
犬は、あなたと一緒なら、
ちゃんと覚えられます。
だからこそ、主役は――
いつだって、家族なんです。



