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老人ホームで管理して貰っている糖尿病の薬の事を全く理解&記憶していなかったあーちゃん。
糖尿病の薬だと思って飲んでいたサプリメントが「足の病院の薬」と言われたあーちゃんは、
「足の病院」=「認知症の病院」だ。
以前は糖尿病の病院で認知症も一緒に診察していただいていたが、認知症に関してはあまり納得のいく対応をしていただけず、認知症の専門医を探していた。
あーちゃんの変な歩き方が、糖尿病の先生の言う単なる「老化」や「筋力の低下」だけではないような気がしていたのだ。
その時たまたま、通える範囲で認知症と身体の動きの関わりについて話されている先生を見つけて、そこで診ていただくことにした。
だけどもちろんあーちゃんに「新しい認知症の病院だよ!」と言うわけにもいかず、「歩き方が気になるから足の病院で診てもらおうね!」と言って認知症の病院へ連れて行ったのだ。
その結果、あーちゃんにはパーキンソン症状が出ていることがわかった。
そして、ここに来て…
認知症の病院へ通い出してから 2年半。
確かに「認知症の病院」とは言わずに「足の病院」と言ったり、何故そこに通っているのかを誤魔化してはいたけれども…
むしろ、認知症のための通院だということを誤魔化しているからこそ「パーキンソン症状」については積極的に説明してきたはず。
そして、パーキンソン病ではなくてパーキンソン症状だということもね…。
あーちゃんと会うたびになーにゃんと2人で言い続けているのに…何十回…何百回…いや、もしかして何千回も言ったと思うよ。
それすら「聞いたことがある」なのね…。
何をするにしてもあーちゃんに無理強いはしたくないし、ちゃんと説明をして本人が納得行くように心掛けて来たつもりでいる。
でも…なんかさ…
認知症という病気の人にこんなことを言うのは失礼だと分かってはいるけど、
どうせ忘れちゃうし理解できてるのかも分からないと思うと、もう一生懸命丁寧に説明しなくていいのかなと思っちゃうよね。
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