ささやかなプライド | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

この前電話した時、
あーちゃんはやたらとたんたんの近況を知りたがる日だった。
と繰り返し繰り返し聞かれた。

生活費請求のメールは相変わらず来ているがそれ以外の連絡は一切取っていないし、なーにゃんのマンションを訪ねてくることもないからたんたんが今何を思って何をして暮らしているのかは全く分からない。

分からないし…


だが、そう伝えても、
ひとしきりたんたんの悪口を言った後に、
と言う。

普通の人が妻の部屋の合鍵を作って侵入し、お金を盗む⁉︎


自分を捨てて妻が家を出て、娘たちは年老いた自分に一切寄り付かない。
そんな状況では、普通の老人ならば確かに寂しさを感じるだろうね。

だけど、
たんたんが感じているのは恐らく「使う人間が身近にいない不便さ」と「自分の思い通りにならない妻子への怒り」だけだと思うよ。


あーちゃんにそう説明すると、
「確かにそうかもしれないわね!」
とは言うのだけど、
またひとしきりたんたんの悪口を言った後やっぱり、
と言い始める。

これはいつもの会話の無限ループではあるんだけど…
それよりも、とにかくあーちゃんはたんたんに寂しくしていて欲しいのかなーとも思う。

自分が出て行ったのにたんたんが寂しがっていないのが許せない、妻としてのあーちゃんのささやかなプライドなのかな。





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