もう必要ないのかな | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

今年の夏、あーちゃんは1度も半袖を着ることはなかった。
自分で選んだこの3枚の洋服と、
老人ホームの方で選んでくださった長袖ドットのブラウスとグレーのパンツ、
この夏はその5枚の洋服だけで乗り切った。
(そして多分今も同じ服を着回していることだろう…)

あーちゃんは元々、腕に浮き出る血管を気にして腕が剥き出しになるような袖丈の洋服を着ない。
それでも、夏には5分袖や7分袖くらいは着ていたのだが…

今年は全く着なかった。


おそらく、暑さを感じないことと、
洋服は沢山あるのに、ハンガーにかけて目の前にかかっているものしか目に入らないことが原因なのだと思う。

衣替えで持って行った沢山の洋服達はほぼほぼタンスの肥やしとなっている。
タンスの中にしまわれている洋服はあーちゃんの目に入る事は無いようだ。



自宅を出る時、衣装持ちのあーちゃんは、厳選はしたもののそれでも老人ホームの収納に入りきらないくらいの洋服を持ち出して来た。

入りきらないから近くにトランクルームを借りていて、季節で洋服を入れ替えるようにしている。

そして、お友達と会ったり、ちょっとしたお出かけの際に着られるようにあーちゃん好みのキラキラフリフリの外出着もトランクルームに沢山置いてある。

だけど、認知症が進み足が弱り、
それに加えてコロナで外出もままならなくなり…
結局外出着をトランクルームから持ち出したのはほんの数回程…。
今年になってからはゼロ。


老人ホームの収納に入りきらないほどの洋服を持っていても、目に入らなくてほんの数枚の洋服しか着回さないあーちゃん。
(切り離してあーちゃんに好きな洋服を着せてね♡)

トランクルームに自分の洋服が沢山収納されていることも分かっていない。


もう、あんなに沢山の洋服は必要ないのかな。
あーちゃんが目で見て確認できる数の服だけ置いておく方が、本人にとっては楽なのかな。
綺麗な外出着を着て出かけることなんか、もうないのかな…。


トランクルームの利用料だってかかっている。

だけど、物持ちの良いあーちゃんが大事にしてきたお気に入りの綺麗な洋服を処分する決断は、切なくてまだ出来ずにいる。


だけど今度また衣替えをする機会があったら…
部屋の中の服の数は減らして、あーちゃんの目に入りやすいように収納してあげたほうが良いのかもしれないね。
ワンシーズンにトップス3枚、ボトムス2枚でやっていけるみたいだしねえ。





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