呪縛 | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

あーちゃんが部屋のスピーカーから、たんたんに「死ね!」とか「離婚する!」とか言われるという話を何度も記事にした。


その話をし始めの頃は、あーちゃんは
と言っていたのだが、だんだんと
と言うようになった。

あーちゃんはホーム入居と同時に携帯の番号を変えたので、たんたんはあーちゃんに電話をしてくることは出来ない。
それでも、「部屋のスピーカーからたんたんの声が聞こえる」という状況はあまりにもおかしいし、
もしかして以前の記憶がごっちゃになっているのかもしれないので、あーちゃんに何度も確認したが…
それでも声が聞こえるのは部屋のスピーカーだと言うあーちゃん。


あーちゃんはMRIを撮りSPECTの検査をして、「典型的なアルツハイマー型認知症」だと診断された。
だけど、副作用があるアリセプトを止めてもパーキンソン症状が出ていることもあり、もしかしてレビー小体型とアルツハイマー型の混合型なのかと気にかかっていたので、
あーちゃんが部屋のスピーカーからたんたんに死ねと言われた、としょっちゅう訴えてくるのは幻聴なのではないかと心配していた。


そして、あーちゃん本人は診察に行けなかったのだが、先日認知症の病院へ行った際に先生に相談してみると、
やっぱり幻聴だと思うと言われた。
レビーじゃなくてアルツハイマー型でも、脳の病変の広がり方によっては幻視幻聴が起きることが無くはないのだそうだ。


やっぱりそうだったかと納得する気持ちと、また新しい領域に足を踏み入れてしまったあーちゃんへの不安とでなんとも言えない複雑な気持ち。

残念ながら抗精神薬が新たに処方されることになった。
少しでも幻聴が治まって穏やかに過ごせると良いのだけど。


折角やっとたんたんと物理的な距離を置くことが出来たのに、今度はたんたんから嫌な事を言われるという幻聴にあーちゃんが悩まされるなんて。
精神的なDV夫であるたんたんの呪縛は未だあーちゃんの頭の中で続いていたのだ。
どこまでたんたんはあーちゃんを支配するんだろう。
これが共依存というものなのだろうか。




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